2005/5/30(月) ブラッCを聴く ― 2005年05月30日 00:00
唐沢俊一氏、K元・T氏が口を揃えて「ブラッCは上手くなる前、今のうちに聴いておいた方がいい」と仰っていたので、チラシで見つけた「新作無法地帯vol.3」を聴きに行く。中野ZERO視聴覚ホール、メール予約で\1500。客は30~40人の入りか。若者主体だがおじさんもちらほら。
出演は以下の面々。
快楽亭ブラッC、ヘブリスギョン岩月、ロリィタ族。、
川柳つくし、ヨージ、三遊亭福楽、ハローケイスケ、
桂花丸、黒船男児、愛奴人形姫子、マナティ、
赤いプルトニウム、清水宏
トップバッターはブラッC。小噺の連発だがなかなか受けない。その合間の表情というか空気というか、芸でないところがいい味出してる。なるほどこれがブラッCか。
続けて上記の順にハローケイスケまでが一席勤め、休憩を挟んで「落語家vsお笑い芸人3分バトル」。二人ずつ各3分間喋って、どちらが上手かったか客が判定するという趣向。
第1対戦・桂花丸vs黒船男児、僅差で黒船男児の勝ち。
第2対戦・ブラッCvs姫子。ブラッCはゴヨーダマン(オモチャの御用提灯を持って「御用だ」)をやるが破れた。時間超過で照明を落とされた時の表情がよい。敗北の弁に曰く「ゴヨーダマンは今日が最後、これからは落語を頑張ります」。
第3対戦・川柳つくしvsマナティ、川柳の勝ち。川柳は出演者の中では上品な芸という印象。
その後はプルトニウム、花丸、清水と順に。清水は映画予告編シリーズで、ハリウッド版ドラエモンとか名古屋版ミッション・インポシブルとか達者なもの。
ブラッCの芸(?)は百聞は一見にしかずで見てよかった。たしかに上手くなってしまうのがもったいない気もする。他の出演者も未完成で荒削りながら元気で一生懸命でよろしい。
○2022/10/17 メモ
ブラッCは師匠・快楽亭ブラックの立川流脱退に伴い立川談志楼門下に移って「立川三四楼」と改名(2005年8月)、真打昇進(2019年10月)より「わんだ」。
立川わんだ公式ホームページ ⇒ http://blog.livedoor.jp/jonetsurakugo/
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