2023/4/11(火) 奥多摩・栃寄の山ノ神~オオカミ狛犬探訪2023年04月11日 00:00

たしかTwitterで見かけてマークしておいた山ノ神を訪ねた。
  Googleマップ ⇒ 山ノ神(祠)
  現地で歩いた部分のGPSトラック↓
    (680に向けて尾根を登る線の先端が祠の位置)
栃寄の山ノ神

バイクを走らせて国道411号から栃寄集落への道に入る(この道は御前山からの下山に使ったことがあった⇒2016/10/29(土) 三頭山~御前山)。集落手前で林道井戸入線が分岐するが、関係車両以外立入禁止だったので路肩に駐車して、あとは歩く。未舗装の林道脇には享保八年と読める石碑があり、古い道らしい。
石碑
林道に入って10分少し、カーブする箇所にお地蔵様(と思うが摩滅してよく分からない)があり、山側の石垣に階段が付いている。これではないかと上がってみると樹林の間に細道が伸びていた。
お地蔵様
山ノ神への登り口
最初は細い枝を押し退ける程度で良いのだが、送電鉄塔を過ぎると傾斜が増し、倒木を跨ぎ越し、蜘蛛の巣を払い、踏み跡が怪しくなる箇所もある。お地蔵様から標高差140mほど汗をかいて登ると、大木の根元に目当ての祠があった。
大木の根元の祠

祠は二つ。向かって右側の方が古そうで、側面に大正七年とある。左側には「奉納大山祇~」の木札が納められ、傍らに酒瓶が転がっていたりもするので、現在もお祀りされているようだ。祠の立主と奉納札に記された氏名が同一姓であることからすると、この山の代々の所有者なのかもしれない。
狛犬は、形は素朴で彫りも不明瞭になっているが、石材の性質によるのか、それほど古いものとは感じなかった。祠と同じ頃だろうか。足を掘り抜いていない造形はオキノ十二天(⇒http://marukoba.asablo.jp/blog/2015/09/22/9281451)に似る。
山ノ神
狛犬

帰り道、小澤酒造(福島屋酒店)で澤乃井純米大辛口を2本(1本は叔父へ)、へそまんじゅう総本舗でまんじゅうを6個買った。まんじゅうはザックの中で一升瓶に押されてかなり潰れてしまったが、餡子たっぷりで美味しい。

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