2023/7/5(水) 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」2023年07月05日 09:35

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」鑑賞@イオンシネマ熊谷。

冒頭で「ああ、インディ・ジョーンズもディズニー映画になったのか」。ディズニーが嫌いな訳ではないが、あまりに寡占が進むと当たり障りのない映画ばかりになってしまわないかと心配になる。まあ、本作についてはディズニーだからという手加減は感じられなかったのでヨシ。

「レイダース」(1981)から40年以上、ハリソン・フォードもカレン・アレンも年を取った。その分インディも齢を重ねて貫禄が付く一方、若い頃のようにいかない姿が描かれるのが好ましい(もちろん爺さんにしては元気すぎるが)。おそらくこれでシリーズ完結で、ラストは「レイダース」に回帰するシーン。締め括り作としては合格点の出来。

しかし、「クリスタル・スカルの王国」もそうだったが、このシリーズでSFネタを扱うと、SFとしてはあまりにも素朴で興趣を削ぐ。「最後の聖戦」までの歴史オカルトなら考古学者としてのインディの守備範囲だが、異星人だ時間旅行だとなると、娯楽映画のウソとしてもムチを振り回してどうにかなる枠を超えているという違和感か。

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