2026/4/28(火) 「ARCO/アルコ」2026年04月28日 13:10

「ARCO/アルコ」(吹替版)鑑賞@TOHOシネマズららぽーと富士見。

フランス製SF冒険アニメーション映画。
開巻早々「ラピュタ」のような絵だと思ったら、空から降ってくるのは少年の方。空中都市に羽ばたくハトもパズーの飼う群を想起させるが、鳥と言葉を交わす少年は「コナン」のラナのイメージだ。あえてジブリ(宮崎駿)作品からのジェンダー逆転を狙ったか。フェリックス・ド・ジブリという人が脚本・製作に名を連ねているのは出来すぎ?

虹を引いて落ちてきた少年を孤独な少女が助け、少年を家に帰すべく奮闘する。
ロボットは健気だし(これまた「ラピュタ」の園庭ロボットを思い出す)、最初悪役かと思われた三人組も悪い奴ではなかったし、闇を抱えるキャラクターが出てこないので安心して観ていられる。
環境破壊が進んだためか、異常気象や森林火災が頻発しているらしい世界こそが闇ともいえる。が、少年から聞いた空中都市のイメージを大切に育てた少女が、成長して環境回復の一翼を担うことが暗示され、希望をもって終わる。
日本アニメを想起させつつ、やはりフランスだけあってアートっぽい絵も、物語に没入するとしっくりと馴染んでくる。ただ、吹替はあまり上手いとは思えなかった。

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