2023/7/23(日)~7/25(火) 知床観光2023年07月23日 00:00

せっかく知床まで来たことであるから、羅臼岳から下山(https://marukoba.asablo.jp/blog/2023/07/19/9606273)後にT中氏と共に観光。

■7/23(日)
テントを畳んで、羅臼温泉野営場から羅臼の街まで徒歩移動。ヤマト運輸営業所が開くのを待って、予め送っておいた着替えなどを受け取り、折り返しにザックを発送。着替えと荷物整理にはバスターミナル(Googleマップ ⇒ https://goo.gl/maps/ri7rReeYAEZfLEpGA)の待合室が使えた。ターミナル前でエゾシカが草を食んでいたりする。
エゾシカ
羅臼では北方領土を眺められるかと思ったのだが、徒歩移動ではウトロへの午前中のバスに間に合わない。羅臼観光は諦め、9:10発のバスに乗車。知床峠を経て半島を横断する道から羅臼岳が大きく眺められた。バスを抜いていくライダーも多い。北海道ツーリング、いいなぁ。
ウトロに戻って、道の駅シリエトクでウニ・イクラ丼(3500円)を食す。ウニが甘い。
ウニ・イクラ丼
午後は予約してあった知床クルーズ。ゴジラ岩観光の知床岬コース(13:30発、大人9000円)。自分は羅臼で受領した荷物に双眼鏡を入れておいたが、無料レンタルもあった。往路では海岸の奇岩や漁業基地などの見どころ解説があり、遠いながらも海岸を歩くクマ(ずいぶん黒い)や、オジロワシの飛んでいたり岩崖に泊まる姿を見られた。半島先端で船のスタッフに写真を撮ってもらい、復路はほぼ真っ直ぐに港に戻る。それでも、岩の上で昼寝するクマらしき影やイルカの群れに出会えた。海上から硫黄山はじめ踏破してきた山々も見える。
知床クルーズ航路
       ↑ 青線:クルーズ航路  赤線:硫黄山~羅臼岳縦走ルート
知床半島先端
知床半島先端にて

硫黄山
3時間のクルーズで港に戻り、オロンコ岩を潜って松浦武四郎翁顕彰碑を見たりなどしてからボンズホームに投宿。男女別相部屋のとほ宿だが、3人部屋にT中氏と二人だった。隣部屋には自転車旅の若者と白人(ニュージーランドと言っていたか?)の若者。風呂トイレは共用だが、コイン式洗濯機・乾燥機を備え、部屋も綺麗で文句無し。素泊りなので夕食を摂れるところを探して、知床クルーズFOX号(クルーズは休業中)で焼肉&ビール&じゃがいも焼酎。
宿でタブレットを使っていて時計が1時間進んでいると思ったら、タイムゾーンがウラジオストクになっていた。確かに地理的に東京より近いかもしれないが、勝手に変更するんじゃない!

■7/24(月)
ボンズホームで朝食(昨日夕方のうちに頼んだ)を摂り、バスで網走に移動。
博物館網走監獄までタクシーを利用し、まず監獄食堂でホッケ定食(900円)と監獄ビール。博物館は入館料1500円に見合うだけの物量があった。『ゴールデンカムイ』もここで大いに取材したのだろう。観覧中に雨が降り出したが、折よく流してきたタクシーを門前で捉まえて今夜の宿へ。
民宿ランプは二人で5040円と異様に安く、線路脇なので夜中に煩いのではと思っていたが、そんなことはなかった。設備は古いが、部屋は6畳8畳に一人ずつで値段相応以上のお得感。他には居続けらしい若者や結構年配のライダー、親子連れもいたようだ。ここも素泊りなので食事場所を求めてさまよい、コンビニで朝食など買ってから宿に近い中華に入った。食事中に結構な大雨。

■7/25(火)
バスで北海道立北方民族博物館へ。特別展示「北方民族の編むと織る」と併せて800円。ここも見応えがあり、アイヌばかりでなくヨーロッパや北米まで「北方」に暮らす民族をカバーしている。モンゴルまで入ってくるのは意外だった。良い展示だったので、総合案内(800円)を購入。
博物館を出て、T中氏は空港へ向かうためにバス待ち。自分は夕方まで時間があるので、ここで解散した。
一人になって、徒歩でオホーツク流氷館へ。ここの展示(700円)は地階のみでやや物足りないが、流氷の実物展示は-15℃と涼しくて良い。実物のクリオネを見たのは初めてだったかも。屋上に上がると、曇りがちで山並みはよく見えなかったが、反対側に網走湖や能取湖(のとろこ)が大きい。
オホーツク流氷館より網走湖
バスを待って市街に戻る。残り時間で見られる施設を考えて、モヨロ貝塚館へ。貝塚は地面の窪みにしかみえないが、続縄文~オホーツク文化の住居跡と墓跡を一巡りしてから博物館(300円)に入る。北の地で猟や漁に勤(いそ)しみ、クマやその他の動物に祈りを捧げる生活が興味深い。
モヨロ貝塚
モヨロ貝塚の動物土製品
早めのバスで女満別空港に向かい、土産の調達と食事を済ませて飛行機に乗った。
夕暮の空

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