2005/11/1(火) 唐沢なをきを買って酒を飲む2005年11月01日 00:00

まんがの森本店(高田馬場)で唐沢なをき原画展をやっているので仕事の後に立ち寄る。「展」というほどではなかったが、サイン入りの新刊『唐沢なをきの幻獣辞典』『電脳炎ver.6』を買う。
ついでに新宿まで行って紀伊国屋で久世番子『暴れん坊本屋さん①』(漫画ならまんがの森で買えばいいのに)。本社(勤務先のこと。書店ではない)に立ち寄ってから、馴染みの店へ。

まず、十四代無濾過(むろか)。夏の間寝かせて熟成させたとか。料理は「そばがきあん」\800を頼む。肉まんのような形の蕎麦がきをあんかけにしたもの。柚子の香りがいい。次は目新しいものと頼んだら山形正宗(https://www.mitobesake.com/)が出てきた。これも旨い。昨日も飲んだので大人しくここまでにして、しめて\3300。

2005/11/3(木) 入間航空祭2005年11月03日 11:00

昨年K田・T(ミクシィネーム:ぽんさQ)氏らと圧倒された妙技をまた見たくなって入間基地へ。
基地内の売店にアルコールがないことは前回学習したので、ビールと果実酒を買って行ったことは言うまでもない。

午前の飛行展示では空挺降下やヘリによる救難展示、機外懸吊が見ごたえあり。CH-47J(大型ヘリ)から吊られたトラックがオモチャのよう。
F-2支援戦闘機
CH-47J
目玉のブルーインパルスは13時から。単独でのループや2機でのコークスクリュー、編隊での演技、どれも見事。5機で星型を描くスター・アンド・クロスは大技だった。2機で描いたハートにもう1機が矢を射込む演技は、矢を描く頃にハートが背景の雲に紛れて見えなくなってしまったのが惜しい。演技の終盤、BGMが映画「ライトスタッフ」になり感涙もの。分かってらっしゃる。

堪能して撤収しようとしたところにH頭・A氏から電話。ブルーインパルスが始まってから来たとのこと。落ち合って地上展示を見る。展示機に触れる(輸送機は中に入れる)ものもあったのだが長蛇の列で断念。売店を冷やかしているうちに終了時間の15時になった。池袋まで行きスタバでお茶。

土産は自衛隊限定「撃せんべい」\1000。販売者は(株)防衛ホーム新聞社。「期間限定CDなし」ってシールが気になる。海軍さんのカレーとカレーソースはそれぞれ2人前\800。パスネットカードは\1000と\3000があった。
撃せんべい&海軍カレー

F15パスネット

2005/11/5(土) 大屋山2005年11月05日 00:00

10/31の無名山塾講習会(https://marukoba.asablo.jp/blog/2005/10/31/9593162)で講師のM下・H氏に誘われて「西上州・大屋山と毛無岩」山行に参加。と言っても招待という訳ではなく講習費は払う。2,3日前の予報では週末は雨だったのだが、今日は晴れた。

講師M下氏以下、サブリーダI本・I氏、メンバ女4名男2名の8名パーティ。I本氏とメンバ一人とは以前の山行で面識あり。

八高線で高崎、上信電鉄で下仁田に10:22。メンバ一人が列車に乗り遅れたので駅でしばらく待機。今回のメインは明日の毛無岩で、今日は行動時間の短い足慣らしなので焦らない。

タクシーで登山口に11時半前に到着。斜面に建つ農家の入口である。抜いてきた小豆を干した庭先から家の裏へまわって山へ入っていく。楽な登りで12時40分に大屋山(1080m)登頂。ここで腹ごしらえし、地図とコンパスで山座同定の練習。

山頂の先の展望地に移動すると紅葉の大パノラマ。
大屋山よりパノラマ
足の爪先みたいな形の毛無岩がよく見える。西上州らしく岩が目立つが、他はだいたい樹木に覆われている。ハゲているから毛無岩なのか? 去年6月に歩いた行塚山(https://marukoba.asablo.jp/blog/2004/06/17/9438689)も見えた。しばらく明日のルートを眺める。

下りではかつて池だった明神宮で休憩。まだ湿った感じはあり、鹿など動物の足跡がたくさん付いている。

登山口からは車道が開通する前の生活道と思しき道を下る。
民家の庭先から道沿いに何かレールのようなものが延びていて、ちょっと見は手摺みたいな印象。ところどころ途切れているが、分岐ではレールを架け替えられるようになっており、小型のモノレール?・・・と思っていたら実物があった。モノラックというのか、人は乗れないから分岐の切替などのためには一緒に歩くのか?
モノラック
やがて車道に出て、I本氏が擦れ違ったオバサンに訊いてみたところ、今でもコンニャクイモを降ろしたりするのに使っているとのこと。上の方では農業をやめてしまったのでレールも切れ切れらしい。「ほら、音がするだろ」。確かに遠くでエンジン音がする。動いているところを見たかったが果たせず。

そのまま歩いて民宿「おかしら」に入り、酒飲んで食事。酒はM下講師が出してくれた。予報では明日は曇りのち雨、雨は午後3時くらいから。21時過ぎに就寝。

■今回のルート(山行時のGPS軌跡を2023年6月時点の地形図に表示)
大屋山ルート

2005/11/6(日) 毛無岩2005年11月06日 00:00

朝食を普通より早くしてもらい、7:15に宿のマイクロバスで出発、毛無岩登山口の集落「道場」へ。車道はここがどん詰まり。予報通りの曇り空。
準備体操をしていると近所のお婆さんが出てきた。集落に残るは年寄りばかりで寂しいのだろう。話しかけてきて「この神さまはご利益あるから拝んで行きなさい」。神社は「山神宮」。「やまがみみや」か「やまじんぐう」か? 靴のまま一段上がってお賽銭を上げたが、土足はいけなかったらしい。申し訳なし。

7:40歩き始め。沢沿いに登っていく。道はところどころ不明瞭で、下見をしておいたM下講師もちょっと判断に迷ったり。樹林の中で展望はないが、途中、聳える北立岩、イデミが見える。少々ガスってきた。
岩峰を見上げる

10時、荒船山からの縦走路との交点、相沢越。その少し先の分岐からは毛無岩のピークに至る上級者コース(と道標に書いてある)。ナイフリッジもあり、昭文社エアリアマップにはマル危マークも付いている。念のため確保用のロープを結ぶためのスワミベルトなりスリングなりを付けるように師が指示。ますますガス。

ナイフリッジとは言っても狭いだけで特に危険はなし。ガスで下が見えないから危ない気がしないだけかもしれないが。
それでも頂上に上がる時に不安な人はロープを付けた。自分はロープ不要。
毛無岩登頂
11時、無事に登頂。しかし狭い。8人上がると場所を入れ替わるのも困難なくらい。周りが真っ白で何も見えないのは幸か不幸か。

長居も出来ないので皆で記念撮影して下りる。かなりの急坂。講師が「落石があったらすぐに声を上げてください」と言っていると、来た! 自分は後から二番目を歩いていたが、目の上の斜面から頭より小さいくらいの石が転がりだして先行者の方へ。「ラク!」と声を上げるが、弾んで女性メンバのザックに当たった。当たり所が悪ければ怪我をしそうな状況。ふう。

上級者コースを抜けて縦走路との合流点に11:40。パラパラと雨の音がするが、樹林に遮られて落ちてこない。
ガスの紅葉
紅葉を見ながら下っていくと、どうということのない場所で女性メンバ1名が転倒! 斜面に樹木が多いところですぐに止まったのでよかった。眼鏡を壊したようだが特に怪我もなし。

沢を渡る辺りでとうとう降り出した。合羽をつける人もいるし、講師はもう危険な箇所はないと傘をさす。自分は後いくらでもないとそのまま。

15時、登山口の山神宮に帰着。今度は靴を脱いで上がり、お礼参りをする。タクシー待ちの間、男性メンバがコンロを出してお湯を沸かし、みんなでお茶。

タクシーで下仁田駅へ。電車待ちの間に講師が酒ビールを買ってくれていて、高崎までの車中で飲む。普通の横長の座席なのに。まあいいよね、日曜だし(笑)

■今回のルート(山行時のGPS軌跡を2023年6月時点の地形図に表示)
毛無岩ルート

2005/11/9(水) 「惑星大怪獣ネガドン」2005年11月09日 21:00

テアトル池袋にて21時からのレイトショー。

20時まで残業してからジュンク堂でスタージョン『一角獣・多角獣』を買い、劇場へ。20分前に到着したのだが、8Fから階段を下へ向かって行列している。最後尾は3Fと4Fの踊り場。こんなに入っているとは思わなかった。どうやら席は取れたが、立ち見も出る盛況。

開巻早々、ピントのずれまでやってのけて凝ってる凝ってる。
青っぽい宇宙空間に手作り火星儀って感じの火星。おぉ、懐かしい怪獣映画だねぇ。昭和100年の舞台設定の割に街や生活は昭和30~40年台なのも怪獣映画なればこそ。戦闘機が飛ぶと「脅威と戦慄の一大攻防戦」ってフレーズが頭に浮かぶ。
一方、リアルな火星極冠を溶かしてテラフォーミングってのは「さよならジュピター」か。ミロク二号はガンバスター、ネガドンは凶悪宇宙怪獣で「トップをねらえ!」もあり。決め手のドリルは海底軍艦か、ここは詮索せずに燃えるところだ。
とにかく怪獣愛・特撮愛に溢れた25分であった。

オールCGとは思えない出来映えだが、やはり人間の表情は難しいのか、やや浮いて見える。声ももう少し上手い演技に差し替えたい。まあ、これはこれでアマチュアフィルムっぽい味わいがよいけれど。いや、フィルムどころかレンズも使われていないのだった。

上映の後、粟津監督と林家しん平のトークショー。
話の前にしん平の新作「深海獣レイゴー」の特報を上映。かなり本格的な映画になっていそう。
監督はあまり喋らない人らしく、司会の女性(制作・配給のコミックス・ウェーブか?)が苦労していたが、その分しん平が盛り上げる。
しん平「テーマは愛じゃないですか!」
粟津 「愛ですか・・・」
しん平、「ネガドン2」を考えたと言ってどんどん話を作ってしまい、それがまた結構面白そうに聞こえる。やっぱり喋りのプロだね。
自作の構想を訊かれて監督は「日本の特撮をやりたい」。「特撮」は映画の技術ではない。もはやジャンルなのだ。
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