2016/10/29(土) 三頭山~御前山2016年10月29日 00:00

山を下りたら山麓酒場』という本を読んだら感化され、飲むために歩きたくなる。今回は奥多摩駅をセレクト。

奥多摩駅からのバスを小河内神社で下車。神社周辺のIngressポータルをゲットし、神社にお参りして歩き始め。9時半、晴れ。
麦山浮橋を渡り、奥多摩周遊道路を少し歩いて、9:50 「三頭山登山口」の標識の掛かった階段からヌカザス尾根に取り付く。
麦山浮橋
イヨ山(979.1m)10時半~ヌカザス山(1175m。地図表記はカタカナだが、山頂標は「糠指山」)11:10~入小沢ノ峰(1302m)11:26。
奥多摩三山のひとつ三頭山に12時登頂。登山者で賑わっている。
三頭山
名前の通りこの山には頂きが3つあって、ここは西峰(1527m)。腰を上げて「三頭山(東峰)展望台」の指導標に従って行くと、中央峰(1531m)、東峰(1527.6m、三角点標石あり)と制覇できる。雲が出てきて、残念ながら展望なし。
そのまま東へ向かうと、1390の小ピークに見晴し小屋があった。担架も備え付けられていて、遭難救助の基地になるのだろう。ピークから直進もできたらしいが、よく分からずに戻って巻き道を通過。一部が細くて、巻くから楽というものでもない。
鞘口峠に13時。月夜見山への道標に従っていくと「日本山岳耐久レース40km地点」の標識があった。レースに出たのはもう10年前、この辺は深夜0時過ぎだった(http://marukoba.asablo.jp/blog/2006/10/08/9247430)。登山道は車道と絡みながら月夜見山(1147.0m)を越え、月夜見第2駐車場から小河内峠へ。そこから惣岳山への間、昭文社地図の危険マークは「道の左(奥多摩町)側が崖」と注意喚起の札のある箇所(1200m地点の前後)か。もっとも踏み外しそうな所は通行止めになって安全な道に付け替えられたようだ。それよりも、惣岳山の直前で1200から1250mに上がる岩交(まじ)りの急登が危ない。惣岳山(1348.5m)に15:20。予報通り、雨もありそうな雲行きになってきた。
奥多摩三山のもうひとつ御前山(1405.0m)に15:40。そこから少し進むと別荘のような避難小屋がある。正面は大きなサッシで内部が明るく(今はもう薄暗いが)、小屋脇の流れから水を汲んで快適に泊まれるだろう。奥多摩三山(残りひとつは大岳山)縦走に使えそうだが、今回はここから奥多摩へ下りる。
栃寄ノ大滝を過ぎ、後は道なりに急ぐ。集落に出てもバス道はまだ先。どうやら雨にもあわず、17:10 境橋の袂に着いたが、バス停はどっちだ? とりあえず駅に向かってトンネルを潜ると橋詰バス停があり、数分待ちで乗車できた。

『山を下りたら山麓酒場』には奥多摩駅前の飲み屋が4件紹介されているが、今回はビアカフェ バテレhttps://www.facebook.com/verterebrewery/)に入った。カウンターで隣り合わせた同じく山帰りの男性と話しながらビールを3種類飲み、どれも美味。特に「クリーム」は初めての味だった。
ビアカフェ バテレ

■今回のルート
三頭山~御前山ルート
Google
wwwを検索 このブログを検索