2008/6/28(土)~6/29(日) 奥秩父カモシカ縦走2008年06月28日 00:00

無名山塾の自主山行。夜を徹して歩く「カモシカ山行」の、S木・Y氏(女性)企画によるスーパー版。金曜夜半に瑞牆山荘を出発、そのまま昼夜兼行で歩き日曜に奥多摩駅まで抜ける、しかも行動中仮眠なし30分以上の大休止なしという、ほとんど狂気のような計画である。ただこのルート、2004年にM本講師、Y田講師が完遂している。
結果的に今回は進路の沢の崩落に阻まれて完遂できなかったが、結構面白い経験だった。
・・・が、山行記録を書く暇がないうちに時間が経って記憶も薄れてしまった。ここにはGPSデータから取った時間記録と、断片的なメモのみ載せておく。

【時間記録】
■6/28(土)
01:20 瑞牆山荘を出発
05:20 金峰山(2595m)
06:20 朝日岳(2579m)
07:13 大弛峠(~07:33 トイレ休憩)
08:12 国師ヶ岳(2591m)
10:18 東梓
11:55 富士見
12:53 甲武信ヶ岳
13:07 甲武信小屋(~13:30 水補給、湯沸かし)
14:16 破不山避難小屋(手持ちの昭文社地図では笹平避難小屋)
15:12 破不山
16:36 雁坂嶺
16:59 雁坂峠
19:34 雁峠
20:17 笠取小屋(~20:28)
22:05 <笠取小屋まで90分/将監峠まで90分>の指導標
23:07 沢崩落地点(唐松尾山の南、北から小さな沢が合する地点)
23:26 ビバーク地点(崩落箇所から300mほど引き返して適地を探す)

■6/29(日)
04:50 出発
05:30 <笠取小屋まで90分/将監峠まで90分>の指導標
06:45 笠取小屋(~07:16)
08:07 作場平橋

【メモ断片】
瑞牆山荘で17℃。曇り空だったが、歩くうち木の間越しに月が出た。
大日岩を過ぎると空が明るくなり、4時過ぎで10℃。
金峰山手前からの瑞牆山
大弛峠あたりで雲量が増えてきた。ここから高度計で標高2535mまで、長い長い階段と傾斜付きの木道。標識の出ていた「夢の庭園」はパスしたが、その前に悪夢の階段だ。このまま国師ヶ岳まで行ってしまうかと思った。
大弛峠からの木道
国師ヶ岳でヌカカ襲来。
甲武信ヶ岳まで来ると序盤戦を生き残った気がする。
甲武信ヶ岳

タクシーで塩山へ。入浴したいと言ったら、駅近くの銭湯宏池荘に着けてくれた。\400で汗を流し、駅前の「七福」でビールと馬刺し、ほうとうで打上げ。

帰宅してから、どうも足やお尻が痒い。見ると赤いポツポツがいくつも。去年夏の栂海新道でやられたのと同じ感じなので、おそらくダニだろう。足首など横一列に並んでいるのを見ると、ダニどもがバーのカウンターに座ってグラスを傾けている様を想像してしまう。あんな所で寝る奴も滅多におるまいから、さぞかしご馳走であったことだろう。

■今回のルート
奥秩父カモシカルート_1

奥秩父カモシカルート_2

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