2021/6/2(水) 荻窪・吉祥寺の三峯神社~オオカミ狛犬探訪2021年06月02日 11:00

11時早々にアップリンク吉祥寺で「クー! キン・ザ・ザ」の座席を押さえると、上映までに3時間ある。
昨年7月に訪ねた時は雨の合間だったためかケース内部に水滴が付いてよく見えなかった荻窪の「ロケット発祥之地」碑(http://marukoba.asablo.jp/blog/2020/07/01/9265152)はどうなっているかと行ってみたが、状態は変わらなかった。整備して欲しいものだ。

この近所の御嶽神社には特徴的なオオカミ狛犬がある(http://marukoba.asablo.jp/blog/2020/07/01/9265113)。他にもないかとgoogleマップで検索してみると、線路沿いに三峯神社があるので立ち寄ってみた。
門扉に鍵が掛かっていて塀の外から拝むしかないのが残念。社殿前の一対の狛犬は新しい(昭和後期くらいに見える)ながらオオカミらしく、カメラでズームしてみるとあばらの彫り込みも確認できた。社殿の中に祀られている小さな一対もオオカミだろうか。
社殿の横には石臼が置かれていた。写真に入っている灯篭も屋根だけ古びている。昔からここに鎮座するお社を再建、整備しているのだろう。
荻窪の三峯神社

吉祥寺に戻り、次は予め場所を控えておいた成蹊学園近くの三峯神社へ。
道路の反対側から全景の写真を撮っていると、参拝していく小母さんがあった。社殿にたくさん貼られている千社札も近隣住民によるものなのだろう。ワンカップ酒とひしおのパック、それに生卵が供えられており、卵となると蛇を祀っているのかもしれない。社殿の裏側隅にも小さな鳥居があって、そこにはイワシの缶詰があった。
吉祥寺・三峯神社
吉祥寺・三峯神社
狛犬は明治22(1889)年5月のもの。牙やあばらといったオオカミ的な荒々しい表現はなく、耳も垂れている。「なかよし」「しあわせ」と書かれた前掛けをしており、忠実なイヌの風情。googleに投稿された写真を見るとこの前掛けは時々変えられているようだ。
吉祥寺・三峯神社の狛犬
供え物からはいまいち性格が掴めないが、近隣から愛されていることが窺える神社だった。

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