まぬけ時空の片隅で

「機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ」を鑑賞＠ＴＯＨＯシネマズ池袋。

映画は物語の冒頭だけなので、ストーリー的には何も言えない。

そもそもガンダムシリーズはほとんどファーストしか分からず、ゼータになると主人公の行動が不自然に思えて入り込めなかった。逆シャアでさえ細部を忘れているくらいで、今作でブライトの息子が反政府組織のリーダーになっているのには戸惑ってしまう。

今作は、人物の動きはまあ納得できる脚本になっている。ギギ・アンダルシアは謎だが、これから描きこまれていくのだろう。戦闘に巻き込まれた市民が倒れていく描写は非情でよい。作中のセリフにもある通り「勝手にドンパチ」やっている抵抗運動が支持を得られるのか、その辺まで描くとするとかなりの尺が要りそうだ。もっともガンダム映画には「Ｆ９１」という後が続かなかったラインもあるし、「ハサウェイ」をどう続けていくのか知らないが。

画のレベルは良好。ただ、モビルスーツのデザインがゴテゴテしていて華がない感じ。