2021/6/2(水) 献血再開2021年06月02日 10:00

アップリンクで「クー! キン・ザ・ザ」の座席を確保しようと10時に吉祥寺に着いたのだが、コロナ対策でPARCO開店は11時だった。ならばとその間に献血@献血ルーム吉祥寺タキオン。E型肝炎の検査に引っ掛かった前回(http://marukoba.asablo.jp/blog/2020/11/25/9321308)から半年経ったので、検査結果に決着を着けなくては。400ml全血で献血182回目。60歳を超えてこの回数だと感謝状が出るとのこと。平日だけあって予約なしでもさくさくと進み、11時前に余裕をもって終了。

2021/6/2(水) 荻窪・吉祥寺の三峯神社~オオカミ狛犬探訪2021年06月02日 11:00

11時早々にアップリンク吉祥寺で「クー! キン・ザ・ザ」の座席を押さえると、上映までに3時間ある。
昨年7月に訪ねた時は雨の合間だったためかケース内部に水滴が付いてよく見えなかった荻窪の「ロケット発祥之地」碑(http://marukoba.asablo.jp/blog/2020/07/01/9265152)はどうなっているかと行ってみたが、状態は変わらなかった。整備して欲しいものだ。

この近所の御嶽神社には特徴的なオオカミ狛犬がある(http://marukoba.asablo.jp/blog/2020/07/01/9265113)。他にもないかとgoogleマップで検索してみると、線路沿いに三峯神社があるので立ち寄ってみた。
門扉に鍵が掛かっていて塀の外から拝むしかないのが残念。社殿前の一対の狛犬は新しい(昭和後期くらいに見える)ながらオオカミらしく、カメラでズームしてみるとあばらの彫り込みも確認できた。社殿の中に祀られている小さな一対もオオカミだろうか。
社殿の横には石臼が置かれていた。写真に入っている灯篭も屋根だけ古びている。昔からここに鎮座するお社を再建、整備しているのだろう。
荻窪の三峯神社

吉祥寺に戻り、次は予め場所を控えておいた成蹊学園近くの三峯神社へ。
道路の反対側から全景の写真を撮っていると、参拝していく小母さんがあった。社殿にたくさん貼られている千社札も近隣住民によるものなのだろう。ワンカップ酒とひしおのパック、それに生卵が供えられており、卵となると蛇を祀っているのかもしれない。社殿の裏側隅にも小さな鳥居があって、そこにはイワシの缶詰があった。
吉祥寺・三峯神社
吉祥寺・三峯神社
狛犬は明治22(1889)年5月のもの。牙やあばらといったオオカミ的な荒々しい表現はなく、耳も垂れている。「なかよし」「しあわせ」と書かれた前掛けをしており、忠実なイヌの風情。googleに投稿された写真を見るとこの前掛けは時々変えられているようだ。
吉祥寺・三峯神社の狛犬
供え物からはいまいち性格が掴めないが、近隣から愛されていることが窺える神社だった。

2021/6/2(水) 「クー! キン・ザ・ザ」2021年06月02日 14:15

「クー! キン・ザ・ザ」鑑賞@アップリンク吉祥寺

前売券を買っておいた(https://marukoba.asablo.jp/blog/2021/05/07/9375141)のは失敗で、コロナ対策のため当日窓口でしか使えず、もっと早くに観るつもりだったのが休日出勤の振替の今日にまでずれこんだ。平日といっても水曜サービスデーで、劇場に行くまでにネット販売でいい席はなくなってしまい、小さなスクリーンを最後列の隅の方から観ることになった。

作品は実写版「不思議惑星キン・ザ・ザ」のアニメによるリメイクというか、公式HPによれば<新解釈>。ストーリーはほぼ同じだが、<実写版は当時のソ連の政治体制を皮肉めいた視点で描いたと評されたが、『クー!キン・ザ・ザ』は、大きな変革の波にあった現代のロシアを戯画化して風刺する>。実写版とはおじさんと若者の立場が逆転して、おじさんが楽器弾き、若者の方が積極的に行動するなど、社会の変化を反映したのだろう。「クー!」も2013年作品で今が今という訳でもないのだが、その中で生きていかざるを得ない社会に翻弄される理不尽さはいつの世も変わらない。
「不思議惑星」と切り離してもシュールなSFアニメの傑作と評価してよいと思うが、二作を比較してみると監督の力点の変化が面白そうだ。実写版には無かったチェロに寄ってきてか細い声で歌う存在(フィチュルカ)が気になる。

ロビーにペペラッツが着陸していた。
ペペラッツ

2021/6/9(水) 「シドニアの騎士 あいつむぐほし」2021年06月09日 10:10

「シドニアの騎士 あいつむぐほし」鑑賞@新宿バルト9。

TVシリーズに入らなかった部分を原作コミックのストーリーを再構成して完結させた。枝葉を払って時間内に納め、クライマックスにむけて集中させる、上手い組立てと思う。
TVシリーズから感じていたことだが、人物の表情などは必ずしも細密でないCGアニメが題材全般を通してみるとよくマッチしている。戦闘シーンのスピード感や衛人(モリト)・つむぎの飛翔の航跡・光跡はCGならでは。映画の音響は7.1chで迫力があった。音響監督の岩浪美和、いつもながら鳴らしてるなぁ。
原作は「ガウナとは結局何だったのか?」というところをスルーしてしまい、SFとしては物足りない部分があった。映画スタッフにもその想いはあったのか、セリフのみながら説明が加えられている。ストーリー的にも映画の尺的にもそれ以上突っ込む余裕はなかったようだが。
入場者プレゼントは東亜重工重力祭運営局マスク。明日使おう。

2021/6/9(水) 「映画大好きポンポさん」2021年06月09日 13:50

「映画大好きポンポさん」鑑賞@TOHOシネマズ池袋。

表現者の、表現しなければ生きていけない人の、喜び苦しみを描いた良い作品。
ノベルティのコミックが付いてきたが「えぇ、前編?」 後半を読みたければ来週もう一度観ないといけないのか。うーん、行こうかな。劇中の小ネタも気になるし、「映画は90分」だしね。

(2021/6/12追記)
・・・という訳で2回目@ユナイテッド・シネマわかば。
渋谷(「犬は歌わない」@シアター・イメージフォーラム)から池袋に廻ってTOHOシネマズかグランドシネマサンシャインで観られればよかったのだが、昨夜のネット予約が混雑で繋がらないうちに満席になってしまった。わかばは音響が少々悪く(音が割れる)、座席がチープだ。特典コミックの後編をゲットして、とりあえずは目的達成。
評価は変わらず、やはり良作で好きな映画だ。が、劇中映画にニャカデミー賞を総なめする傑作の気配を感じさせられない点は弱いか。まあ、コミックよりも具体的な画が出てしまうアニメでは難しい課題だ。それよりも、ロケ地への移動をアメリカ西海岸(ハリウッドの位置)からヨーロッパへの矢印で示したのが気になった。ニャリウッドは架空の街にしておくべきではないかなぁ。コミックではどうしていたっけ?
そういえば、コミックでは映画のハイライトシーンのみ色ページを使って印象付けているが、アニメでは逆に一瞬色を落としているのだな。
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