2020/7/1(水) 日本のロケット発祥の地2020年07月01日 15:10

宿町御嶽神社の場所を調べる中で、近くに「旧中島飛行機発動機発祥の地」碑があるとの情報を得た。中島飛行機と言えば日本の宇宙開発の父・糸川英夫が戦闘機「隼」の設計に携わり、後身の富士精密はペンシルロケットの部材を提供した会社だ。これは拝んでおかずばなるまいと立ち寄ってみると、中島飛行機ばかりでなく、ずばり「ロケット発祥之地」の記念碑があった。

敗戦により飛行機の研究開発を封じられ、中島飛行機は富士精密工業を経てプリンス自動車工業に合流、さらに日産自動車に吸収合併された。ふたつの碑は日産プリンス東京・荻窪店の桃井三丁目交差点に接する箇所にある。「ロケット発祥之地」碑には富士精密・プリンス自動車・日産自動車の名が刻まれている。
中島飛行機発動機発祥の地
ロケット発祥之地
ロケット発祥之地
梅雨の合間のためか碑に埋め込まれたペンシルロケットがケースの曇りでよく見えなかったのが残念だが、思わぬ宇宙開発聖地巡礼だった。いつか、実際のロケット打上げを見に行きたいなぁ。

※2024/2/17 追記
上記の訪問時、記念碑は日産プリンス東京荻窪店の交差点寄りの一角にあったのだが、現在はほど近くの桃井原っぱ公園に移されたようだ。上掲のgoogleマップも、移動先を表示するようになっている。この公園は富士精密の荻窪工場の跡地なので、記念碑を置くに相応しい。

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