2024/6/9(日) 奥多摩・江戸小屋尾根2024年06月09日 00:00

八ッ峰クラブの定例山行。今回は自分の提案した山で、そのままリーダーを担当。参加者はI田・T氏、A石・S氏(女性)、O崎・K氏(女性)。奥多摩までI田氏にクルマを出してもらう。一日曇りで、少しだけパラつく時間もあったが降られずに済んだ。
江戸小屋尾根は、計画時に参照した山と高原地図(2021年版)では道がなかったが、現在は破線ルートになっている(スマホアプリ版で確認)。実際のところ予想よりも明瞭な道が付いており、体力面にだいぶ不安があるメンバー3人もなんとか無事に歩き通した。

町営氷川駐車場(⇒ グーグルマップ)に停めてトイレなど済ませ、徒歩20分程で奥多摩病院(病院前バス停)へ。地図ではここにトイレマークがあるが、実際には見当たらなかった。細道を上がって(実は道路を辿ればOK)慈眼寺に8:40。計画では9時スタートなので少し前倒しだ。本堂前を右に、石段から突き当たりのお墓まで行くと山道になる。そこから尾根末端(標高410m)に上がると、「新四国奥多摩霊場八十五番札所」として弘法大師が祀られていた。
弘法大師
明瞭な踏み跡を辿ると「ドコモ奥多摩の森」の木柱と「九竜山」の文字の薄くなった指導標。500mの等高線に沿っている林道に出て、鉄ハシゴを上がる。
鉄ハシゴ
「10号鉄塔に至る」の杭を見て間もなく出会う鉄塔は小ぶりで歴史を感じさせる。杭に「東京都交通局」とあり、東電とは別の管理のようだ。
送電鉄塔
鉄塔から200mばかり高度を稼ぐと、道の真ん中にギンリョウソウが固まって頭を出していた。周囲によく咲いている細かいアジサイみたいなのは何という花だろう?(帰宅後に調べたら、見た目通りのコアジサイという名だった)
ギンリョウソウ
コアジサイ
また少し登ると、先日の大月エリア(⇒ 2024/4/28~4/29 雁ヶ腹摺山~岩殿山)と同じように、地面を歩いているセンチコガネに続き、動物が掘った穴に収まっている糞を見かける。アナグマがこんな行動をするらしい(⇒ YAHOO!知恵袋害獣駆除ガイド)が、これまで見てきた穴糞もそれで、そこにセンチコガネが食事に来る、という図式か?
穴糞
それなりの急登を3人に合わせてゆっくりと上がり、10:45に九竜山(954m)。山頂手前から眼下に集落と小河内ダムが見えるが、山頂からは眺望無し。木の幹にまだ新しい山名板が掛けてある。
九竜山手前からの眺望
九竜山から江戸小屋山へは緩やかなアップダウンだが、多少岩がちな箇所もある。前方の稜線の左寄り三角が目指す鞘口山、右寄りに大きいのが御前山だ。尾根道と伐採地の間に鹿ネットが張られている。
鞘口山~御前山
11時半に江戸小屋山(970m)。ここも眺望無し、九竜山と同様の山名板あり。
江戸小屋山
江戸小屋山から下りて鞘口山に向けて登りに掛かる箇所で、尾根を真っすぐに上がる踏み跡と、トラバースするように左へ行く道が分かれている。トラバース側に付いた赤テープが登山者を誘導しているようだ。一方、ちょうど尾根を下りてきた女性二人組に訊いてみると「ずっと下りでした」。自分一人なら尾根通しで行くところだが今は足弱もいることだし、ここは赤テープが楽な道なのだろうと左へ進んだ。が、さっぱり尾根に上がる気配がない。これは鞘口山の下で縦走路に出るのだな、そこから鞘口山を往復するのは面白くない・・・と引き返すと、先の分岐に戻るまでもなく杉落葉の積もった斜路を見出した。最近人間は踏んでいない様子の踏み跡を辿って登り、空が近くなったところで、ごく短い距離だけ踏み跡を無視して尾根道に戻った。あとは緩やかな登りで、鞘口山(1142m)に12時半到着。
鞘口山
スタート時のリードを食い潰して計画より30分遅れだが、12:50まで食事休憩とした。ここまで来ると、実線の縦走ルートを行き来する人たちがいる(下山するまでに出会った登山者はずいぶん外国人比率が高かった。円安インバウンドが山にも及ぶ?)。
鋸山方面に下りていくと、2箇所で左(北)から踏み跡が合流してくる。杉落葉の斜路から続く作業道と、赤テープのトラバース道だろう。そう思ってスマホ版地図を見ると、江戸小屋尾根ルートの終端(鞘口山)近くに「?」マークあり。尾根を破線ルートに格上げするなら、少なくとも赤テープ道は同時に記載すべきと思う。
地形図に「避難小屋」とある場所には石垣が残るのみ。鋸山林道(奥多摩駅へは崩落のため通行不能の模様)に出てトイレに立ち寄り、大ダワの分岐道標から「鋸山を経て奥多摩駅」方向へ。ここには「日本山岳耐久レース50km地点」の古びた指導標もある。ハセツネカップ出場からずいぶん経ったなぁ(⇒ 2006/10/8~10/9 日本山岳耐久レース)。
鋸山へは短いながら岩がち斜面のハシゴもある急登。今回のルートは鋸山山頂(1109m)を通らないが、すぐそこに見ながらスルーするのも癪なので、自分だけ山頂往復した。
鋸山
あとは鋸尾根を下りるのみ。結構岩場があって緩急に富んでおり、女性二人は愛宕神社の長い石段を後ろ向きに下りるほど足にきていた。鋸山の分岐から(奥多摩駅まで)地図のコースタイム1時間40分のところを3時間近くかかって、16:40に駐車場に下山。駐車場は17時に閉まる(多少の融通は利くらしいが)ので、ちょっと危ないところだった。

計画ではもえぎの湯に立ち寄ることにしていたが、入浴するよりも早めに帰りたいという声に、そのまま帰路に就いた。

■今回のルート
江戸小屋尾根ルート

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