2020/5/23(土) 静脈瘤2020年05月23日 18:13

以前から、左脹脛(ふくらはぎ)の血管が浮き出してきたかなと思っていたのだが、これって静脈瘤ではないか?
記録のため、ジョギングの後に写真を撮ってみた。写真では判然としないが、欠陥が蛇行してボコボコと盛り上がってる感じ。
静脈瘤
子供の頃、祖母のやっぱり脹脛にあるのを見たな。
年を取るのは難儀なものだよ。

2020/5/24(日) 大野神社(ときがわ町)2020年05月24日 14:00

バッテリー充電がてらバイクを乗り出した。白石峠から関八州見晴らし台へ回ろうかと思ったのだが、雲が多くなってきたので峠の入口を見送って直進、目についた大野神社に立ち寄った。現在の地名は埼玉県比企郡ときがわ町大字大野だが、かつては大野村だったのだろう、鳥居脇に「村社大野神社」の碑がある。もう一つの鳥居は招魂社のものだ。
由緒書きによれば日本武尊の国常立尊(くにのとこたちのみこと)を祀ったのが始まりとのこと。秩父に近いところで日本武尊ならもしやと思ったが、ここにはオオカミ信仰はなかったらしく、狛犬は普通のものだった。
ただ、扁額の「井上圓了書」が意外。明治のお化け博士にして東洋大学の創設者(https://www.toyo.ac.jp/125thanniv/founder/)とどんな繋がりがあったのだろう。
大野神社
大野神社

2020/5/31(日) 土信田八幡宮・八坂神社(練馬区)~オオカミ狛犬探訪2020年05月31日 00:00

緊急事態宣言も解除されたところで、買物を兼ねて外出(仕事では緊急事態宣言でも毎日都県境を越えていたが)。
東武東上線を成増駅で降りて、『オオカミは大神』(https://www.amazon.co.jp/dp/4635821382?tag=hanmotocom-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1&language=ja_JP)で読んだふたつの神社を訪ねた。

折よく駅前に停まっていたバスに乗車し、まず土信田八幡宮へ。
正面の拝殿に向かって左手が境内社の御嶽神社で、祠を頂く石積みの塚の左右をオオカミ狛犬が守っている。祠には大正3年、狛犬には同10年の銘があった。オオカミは眉間にしわを寄せるかのような、なかなかの面構えだ。阿像の首周りには継いだような跡があり、耳も欠けている。おそらく一度首が落ちて修復したのだろう。
土信田八幡・御嶽神社
御嶽神社の狛犬
塚に詰まれた石の一部は溶岩のように見える。鳥居横には奇妙な石が祀られるように鎮座しており、これも溶岩っぽい。次に訪れた八坂神社には富士塚が隣接しているが、こちらにも富士講の影響があったのだろうか。
土信田八幡に祀られた石

八幡宮から白子川に沿って車道に出るとお地蔵さまが立っている。隣は摩滅しているものの不動明王のようだが、googleマップには「中里地蔵尊 庚申塔」とある。交差点を渡り、車道から折れて細い道を入っていった奥が八坂神社。
ここもまた、正面に向かって左が境内社の御嶽神社。googleマップには「稲荷神社」と表示されているが間違いである。大口真神護符の祀られた祠の傍らには「御嶽山太々御神楽講」の碑(大正2年)があり、武蔵御岳神社の信仰と判る。
八坂神社・御嶽神社
この狛犬は大正2年のものだが、かなり異色。頭頂部や太い眉の表現は唐獅子の狛犬の様式化に近い気がするが、波打つ背中はオオカミ像によく見られる浮きあがった肋骨の変形だろう。それにしてもこの背中はもはや怪獣。『オオカミは大神』でゴジラを思い浮かべているのもむべなるかな、である。
御嶽神社の狛犬
ゴジラ狛犬
『オオカミは大神』ではこの御嶽神社の狛犬を紹介しているだけなのだが、正面右手の境内社にもオイヌ様的な狛犬があった。ただ、祠の中にはキツネ像があるし、神社の案内板にも「境内末社に稲荷神社・浅間神社・御嶽神社」とあるので、これはお稲荷様なのであろう。左右とも頭あるいは顔の部分が作り直されたようでキツネかイヌか判然としないが、どちらも子連れのしぐさが愛らしい。
お稲荷さん?

境内社の浅間神社は「中里の富士塚」。「登山三十三年大願成就」など多数の石碑があり、登ってみると結構高い。現在でも地元富士講によって毎年行事が行われているとのこと。
中里の富士塚
       浅間神社の鳥居から / 富士塚の頂上から
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