2005/8/9(火) 爆戦!UFO対UMA ― 2005年08月09日 19:30
K田・T氏とともに、Naked LOFT「爆戦!UFO対UMA」を聴く。
以下は同店HPのスケジュールより引用。
> 本物宇宙人ネイキッドに現るか!?
> 未確認飛行物体、生物、衝撃写真公開!?
> 【出演】
> 島本高雄
> 酒井さん
> 【GUEST】
> 皆神龍太郎(と学会)
> 志水一夫(と学会)
> ガゼッタ(未確認)
> OPEN18:30/START19:30
> ¥1,000(+1drinkから)
残念ながらガゼッタ岡氏は病気のため不参加。宇宙人でも身体のむくみは取れないらしい。
上記の出演者紹介は簡単すぎてよく分からないが、と学会の二氏の他に以下3人の方々。
・ガゼッタ氏の記事を載せたサブカル雑誌「元祖GON」編集の人。名前聞き取れなかったが、ミクシィ内を検索したところ坂井龍太氏と判明。司会役。
・岡本氏。怪獣デザイナ。K田氏の調べによると、ライターネーム「島本高雄」と画家・デザイナーとしての「岡本英郎」を使い分けておられるとのこと。
・坂村ケンジ(文字不詳)氏・・・と思ったが聞き違いで、この人が「酒井さん」らしい。以下「酒井」氏と記す。
まずは酒井氏がスクラップブックや書籍をひっくり返して日本におけるUFO、UMAの歴史を解説。ヒバゴン(小松左京の短編「黄色い泉」にも登場したな)とか名前が一人歩きして姿かたちがえらいことになってしまった「南極ゴジラ」とかのイラストが凄い。朝日、毎日両新聞のネッシー攻防戦なんてマスコミ史に残しておきたい。それをスクラップしていた少年、ちょっといい話である。
アダムスキーの『空飛ぶ円盤実見記』『~同乗記』(高文社)が取り出された時、「角川文庫で読んだなぁ。処分しちゃったけど」と独言(ひとりご)ちたのが皆神氏に聞こえて「惜しいことしましたね、今高いのに」。そうなのか、あの背中がオレンジ色のシリーズ。
岡本氏はイギリス南部ファルマス湾に怪獣「モーゴウル」を探しに行った話。写真に写った岬の形を頼りに場所を特定、そこにはおぉ、たしかに怪獣が! 「モーゴウルのタマちゃん」というオチあり。それにしても大変な行動力。『新・トンデモ超常現象56の真相』でホプキンスビルまで調査に行った加門正一氏に匹敵する。
皆神氏はミステリーサークルの真相を明かす現物資料を持参。ダンとデイヴ二人組によるサークル設計図で、「LONG LIVE THE CIRCLE MAKER」と入ったアルミ板が付いている。地図にこのアルミ板の片割れを埋めた場所が記されているという仕組み。
氏は「本物の?UFOがどんなに詰まらないかがよく分かる」と言いながら、2枚組DVD「ULTIMATE UFO」も紹介。最後まで見たためしがないそうである。
休憩時間に氏の処に茶髪の嬢ちゃんが近づいて何やら話している。ファンにしては珍しい年齢層だなと思っていると、なんと氏の娘さんであった。奥さんもいらっしゃっていたらしい。
志水氏は自身の体験を交えつつ宇宙人と幽霊の類似点など。見ている人はヘンだと思わない、その代表が夢だと。確かにそうだ。
最後はガゼッタ氏の話。
宇宙人との会話(電話)のテープを流す。相手には地底人(いしいひさいち?)とかヨーダさんとか錚々たる人物(?)がいるらしいのだが、うまく出てこない。取材するとよく機材が壊れるそうである。
ガゼッタ氏の部屋には「ネコパンチ」「カンガルーキック」というビデオがあったが見せてもらえなかったとのこと。宇宙人との会話の間にあったら気になるよな、そのタイトル。
今度、氏の部屋と結んで二元トークをやろう、でも中継中に機材が壊れるか、なんて話もあり。結果はどうあれ実現して欲しい。そしたらまた聴きに来るから。
※2005/8/15 追記
朝日、毎日ネッシー攻防戦の中の<撮影されたネッシーの頭部は映画「シャーロック・ホームズの冒険」(1970)撮影時に沈んだ模型>という話題で思い出したのだが、手塚治虫「三つ目がとおる」に「オハグロ沼の怪物」(少年マガジン75.10.12号初出)って一編がある。沼に沈んだ木彫りの竜の頭にメタンガスがたまって浮かび上がり怪物と騒がれるという話。時期的に一致するのじゃないだろうか。だとすれば、手塚先生うまいこと時事ネタを使った訳だ。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://marukoba.asablo.jp/blog/2005/08/09/9544574/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。