2008/10/11(土)~10/13(月) 摺古木山~越百山 ― 2008年10月11日 00:00
無名山塾の講習(応用ステップ)に研修参加。
N澤講師にメンバはK田・K氏(女性)、U野・E氏、N村氏(遠足倶楽部ゼミ生)、自分の5人パーティ。
テーマはルートファインディングだが、地図を読んで進路を定めるよりも藪こぎが主体。
実を言うと藪こぎについては高を括っていた部分もあるのだが、初めて本格的にやってみると新しい経験で、これもまた技術の要ることが分かった。初日は多少降られたもののメインの2日目は藪こぎ日和で、ひたすら笹藪を掻き分けて進むのも案外と楽しかった。
もうひとつ個人的な目的があって、7月の中央アルプス南下(⇒ 7/19~7/21 木曽駒ヶ岳~越百山)と繋げることを目論んだ。今回は北上して越百山を踏み、南北縦貫を達成。
前夜は新宿ターミナルを21時発の高速バスで飯田へ。先に着いていたN澤講師、U野氏とともにタクシー会社事務所の一室を借りて仮眠。
■10/11(土)
タクシーで登山口へ向かう。上飯田の廃村から東沢林道に入って走っているとK田氏、N村氏の乗ったタクシーが追いついてきた。時々車体を擦るような路面を3kmほども進んでいくと<落石のおそれのため一般車通行止>とクサリが渡してある。運転手はもう嫌になっていたのか、これ幸いという様子で引き返していった。一般車ではないのだから、クサリを外して進入しても構わないのだが。ここまでのタクシー料金7300円。歩いてみると、その先は案外といい道だった。
小雨が降っているので雨具を着けて、ともかく林道を歩く。2時間以上かかって、登山口にある摺古木自然園休憩舎に8時半到着。休憩舎とは言うが避難小屋として泊まれる造りだし、近くにトイレもある。水は登山道を少し行ったところに流れがあった。中に入って身支度、雨は止んだがこれから藪が濡れているだろうから雨具のズボンは脱がないでおく。
8:50 まだ雪のあるGWにこの辺に来ているK田氏を先頭に歩き始め。
摺古木山頂への直登分岐まではハイキング程度の軽い山道。摺古木自然園だろうか、なだらかな地形に紅葉した樹木がポツポツと立っている風景が気持ちよい。が、分岐の道標に貼り付けてあったメモに曰く「○○さんへ クマが出没したようなので気をつけてください」。うむむ、この先、藪の中で出会(でくわ)したらどうしよう。直登コースを経て山頂(2168.5m)に10:20。現在の三角点の他に古い御料局のものもあった。
その先は突然様子が変わって笹の覆い被さった道だ。場所によっては大人の背丈ほどもある間を道が通っている。白ビソ山(2265m)までそんな調子で11:50。山頂も笹の茂った樹林の中だが、少しは開けている。
山頂を過ぎると日照や地質の関係か、笹が低くなって歩きやすい。12:45、本日の宿泊地である安平路避難小屋に到着。樹林から出るとすっかり晴れていて日差しが暖かい。しばらく外にいて、雨具など笹の上に広げて乾かした。
小屋は外の引き戸が外れていて立てかけてあるだけだが特に問題なし。室内は広くて清潔、一部2階あり。無人だったので伸び伸びできた。ただ、個人マットを膨らまそうとしたらまるで空気が入らず、ペシャンコのまま使うことになった。吹き込み口の辺りに隙間ができてしまったようだ。
トイレは「伊那側の→林の中でお願いします」と注意書きがあり、小屋の裏側の小道を少し下りたところに屋根を差し掛けた穴が掘ってある。例によっての宴会モードでは、ジャガバターやら鮭トバやら偶然ながら北海道物産展のツマミが揃った。
暗くなってから気づいたのだが、外に他のパーティのテントが張ってある。こちらの宴会~夕食に遠慮(忌避?)して小屋に入らなかったのだとしたら申し訳なし。
■10/12(日)
4時起床、5:25出発。晴れ、4℃。
講習費を払っているU野氏を先頭に進み、まずエアリアにある水場を確認。小屋から20分ほど行った道脇の木の標識から斜面を下った沢だった。この後、今夜のテン場に予定している越百小屋跡まで水場がないので、各自多めに汲む。
水場から30分ほど、6時半に安平路山(2363.1m)に登頂。笹の中に風雨にさらされた木の標柱が建っている。
安平路(あんぺいじ)山とは日本語離れした語感だが、『岳人』29号(1950年9月)に「下伊那郡本郷町野底に生まれた山師、安平によって拓かれた」とあるらしい(⇒ レファレンス協同データベース)。ちなみに北海道の安平町(あびらちょう)に安平山(あんぺいざん)があるが、「あびら」はアイヌ語の「アラ・ピラ・ッぺ(片方に崖のある川)」、「あんぺい」は「アン・ペイ(湿った所)」に由来するとのこと(⇒北海道教育大学/研究活動/安平町、オジロワシの空の下/安平山)。
浦川山(2259m)を8時に通過。枯れ木に板が括り付けられているが、文字は薄れて読めない。その先の鞍部からは御嶽山や南アの山並みが見渡せた。
昼前に奥念丈岳(2303m)まで到達。ここからも南アの眺望が良い。
奥念丈を過ぎてようやく笹薮が終わり、枯れ野となった鞍部で休憩。
14時半、南越百山。眺望は八ヶ岳~南ア北部。仙涯嶺~南駒ヶ岳の方は荒々しい。
色づいた樹にホッとしつつ東へ下り、15時過ぎに越百小屋跡に到着。
■10/13(月・祝)
4時起床、5:40出発。晴れ、2℃。
6時半、越百山(2613.6m)に登頂。
※作成中のまま終わっていたmixi日記に写真やGPS記録を基に補足を加えた。
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