2007/3/14(水) アニドウ上映会2007年03月14日 19:00

いつものなかの芸能小劇場に入るといつにない空きよう。しかし、やがてK田・T(ミクシィネーム:さざんかQ)氏、S戸口(ミクシィネーム:++ungood)氏、上映が始まってから唐沢俊一氏がみえた。
今回のお題は「春のめざめ漫画大会」。なるほど、プログラムには恋ものが並んでいる。ホワイトデー企画か。

19時を過ぎても始まらないなと思っているとなみき会長(ゲタ履きでない)が登場して、「映写機が壊れてもう1台の方に替えている。その前にスタインベック編集機も壊れた。もう一つくらい壊れるのではないか」。
替えた映写機が壊れない保証はないため、プログラムに載せた順番は無視して長いフィルムから上映するということで、まずはTVアニメを一本。森進一の歌詞改変で話題の人の「憎むな殺すな赦しましょう」の作品から「ニセの友情作戦」。なみき会長の前説(勝手な文言を付け加えると著作権侵害になる)に曰く「好きなタイトル」。内容はまあよかろう。一昔(いや三昔くらいか)前のお約束的に分かりやすい話。
リールの架け替えがあってロイドの実写。気絶した男を操る場面などコマ撮りかと思うようだ。
フェリックスは好評なのか3ヵ月連続上映。前2回(⇒ 2/171/7)ほどシュールではないが、空中の音符を取って自転車(?)にしてしまうなど自由自在。ラストは水道に付けたホースをくわえて横たわるって何?と思ったら、水道ではなくガス自殺らしい。
ポパイはオリーブを捨てて出ていく珍しいオチ。
ポパイと同じ1935年のフライシャーで、立体背景のカラー作品もあったがそれほど面白くない。
1936年のミッキーはディズニーらしからぬ下品なネズミが登場。擬動物化(by 唐沢氏)された自動車に比べて牛の描き方が洗練されていない。
トムとジェリーは快調。
ベティは周囲のキャラクタが漫画映画から離れてどうにもミスマッチだが、変身シーンでガーターベルトを見せるのはお約束だ。
ポヤールの1962年作品は、最後に真実の愛を得てめでたしかと思うと意外な結末。出だしのアニメ的な表現が全体からすると浮いて見えるのも、まだ若くて構成が甘いというか。
1934年の瀬尾光世も作っているうちにお話が変わってしまった印象。小鳥がカタパルト発進してキングコング退治となる。
ラストはアヴェリーのシンデレラもの。オオカミでなくても口笛を吹きたくなる歌と踊り。

終わって金龍門へ向かう途中、K元・T氏より電話、後ほど合流とのこと。店は大繁盛で、1月の上映会の時は別のグループの注文で終わってしまったシャオヤンロウを入るなり注文。唐沢氏の「アストロ劇団」のお話や、いつものオタク話(映像関係が多かった)をしているうちにK元氏もシャオヤンロウに間に合って到着。この店はさりげなく美味しいが、客が多いと生産が追っつかない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://marukoba.asablo.jp/blog/2007/03/14/9661179/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Google
wwwを検索 このブログを検索