2005/7/3(日) トンデモ落語の会 第40回2005年07月03日 13:00

年末以来、2回目のトンデモ落語の会。
お江戸日本橋亭、12:30開場、13:00開演。

淡路町で降り、美味しいと聞いた蕎麦屋「まつや」へ・・・と思ったが今日はお休みらしい。残念ながら次回にして「かんだやぶそば」へ。せいろう1枚とお銚子で税抜\1300。蕎麦は美味いが、ちと酒が高い。

12:15頃、日本橋亭。既に10数人並んでいる。列について本を読んでいると、伸びた列を折り返すように誘導する人がいる。K田・T氏だった。さすが場慣れていらっしゃる。
入場して座布団席の真ん中へんにいたが、K田氏が最前列にいらっしゃったのでそちらに移る。幕が上がると冷気がどっと来た。

開口一番は快楽亭小ブラ。「こちらにアーデルハイトという方はいらっしゃいませんか」と始まる。アーデルハイド(小ブラは末尾を濁らずに言っているように思うがアニメではド。ドイツ語の発音ではトらしい)と言えばハイジだな、ハイジをアーデルハイドと呼ぶのはロッテンマイア女史か、と思っていると「クララお嬢様がご病気で」。クララは本放送当時の裏番組の某艦長に恋煩いしていた・・・で、以下「崇徳院」。前半で終わったが、原典のフォーマットに従えばヤ○トの主題歌でサゲなければならない。是非とも持ちネタ化して最後まで語ってもらいたい。小ブラは年末のトンデモ落語会の時に前座名をもらっていたものだが、ずいぶん上達したと思う。

続けて三遊亭白鳥「真夜中の襲名 序章」。上野動物園の大名跡「かんかん」を「こぶこぶ」が継ぐことになって・・・

次は談之助師匠。アリス柄の羽織にハイジ柄の着物という、小ブラとシンクロした出で立ち。手拭はパタリロときたもんだ。マクラでは、都議選は共産党に入れた何故なら、と懐からポスターを出して「女の子が可愛いから」。選挙ではサイレントマジョリティたる炉を取り込まなくてはいけない、と一くさり。本題はメイド喫茶ならぬ「前座喫茶」。落語界入門とも言うべき内容で、寄席初心者の自分には少々難しい。K田氏は大ウケしていたが。切符売場をテケツと呼ぶのを覚えました。

真打続きでブラック師匠。マクラは師匠の初監督作品「『四谷怪談』でござる」。祟りなんてものは信じないが慣例だからとお参りに行ったものの卒塔婆を値切ったのが敗因か、出演の林由美香死去。「偶然ですけどね」。本編は「朝ズバッ!」(という番組があるらしい。見たことない)に苗字のない方が出演なされて兄を○○氏と呼ぶなど時事ネタ。トンデモ落語の会らしい危険な噺だが客席には笑えない人もいた模様。

仲入りがあって春風亭昇輔。南千住のペコちゃんが見た人間模様。ケロロネタが出てこれが場内に受ける。ケロロ小隊は大きなお友達、特にトンデモ愛好家の間に確固たる橋頭堡を築いたようである。こいつらを尖兵として操ればペコポン侵略もたやすいぞ。

ラスト、立川談笑。ネタが新鮮らしくメモを見ながら、前の演者とダブるところもあったりするが、トリを取るだけあって流石に上手い。本編は「オカルトチキンレース」。照明を落としてロウソクを灯し、BGMはお経。ロウソクの影がゆらゆら・・・という風情は最前列ならでは。最後は客席全員起立して「黙祷」。でブラッCが出て・・・きたけど何をしていいのか分からない様子でサゲが付かなかった。

一つ一つの演題が長めで、終わったのは16時前。
少し後ろの席にK元・T氏がいらっしゃったのだが、人垣に阻まれて接触できず。
K田氏と別れて淡路町まで歩き、そのまま帰宅。

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