2017/5/20(土) 市道山~臼杵山・オオカミ狛犬探訪 ― 2017年05月20日 00:00
奥多摩の臼杵(うすぎ)山の神社にオオカミ狛犬があるとネットで見かけ、夏になる前に会いに行った。道はだいたい木陰で時折いい風も吹くが、それにしても暑かった。
今熊山登山口バス停に8時。晴れ。
今熊神社の里宮にお参りして山道に。日本山岳耐久レース、ハセツネカップのコースだ。出場して70kmを歩き通したのは2006年10月だった(http://marukoba.asablo.jp/blog/2006/10/08/9247430)。膝がガタガタになったが元気だったなぁ。今熊山(505m)山頂の神社奥宮に立ち寄り、刈寄山(かりよせやま、687.1m)に9:40。
ハセツネの時は市道山(いちみちやま)手前の分岐を南へ、生藤山(しょうとうさん)へ向かったが、今回は11:15 市道山(795.2m)登頂。
臼杵山頂への登りでふと気配を感じて足元を見ると、登山道の傍らで薄茶色のヘビが尻尾を振動させ、鎌首をシャッシャッと突き出して威嚇している。体を伸ばしても30cmくらいの小型だが、動きは正に毒蛇。おとなしく道を外し、ヘビの背後を通過した。帰宅してから確認すると、やはりマムシ。毒蛇が尾を鳴らすのを自然の屋外で初めて聞いた。
臼杵山(842.1m)に12:05。目的の神社は、山頂から進んで分岐を元郷バス停方向に入ったところにあった。
小さな祠だが、「文政十二丑三月吉日」と刻んだ石灯籠(?)を備えている。1829年、古くから崇敬を受けたらしい。狛犬は平成のキツネ像が目立つが、オオカミ狛犬は奥ゆかしく祠の左右を守っていた。阿形は前足が断裂しながらも自立しているが、吽形は大きく割れて突っ伏し左右の石で支えられた状態で痛々しい。石板の上に素朴なオオカミ像という造形は大岳神社の狛犬(http://marukoba.asablo.jp/blog/2010/11/21/9254919)と共通だが、灯籠と同じ時期の作とすれば、宝暦九(1759)年のあちらより70歳ほど若いことになる(*1)。
新しい方の狛犬は宝珠や巻物を咥えておりキツネだと思うのだが、大きく胸を張っている点や爪先の表現などが力強くて犬っぽい。どこかオオカミを意識しているのかもしれない。
さっさと下りて荷田子(にたご)峠から集落の登山口に出て、13:20 終了。
さらに瀬音の湯まで20分ほど歩き、入浴して帰宅。
■今回のルート
*1:狛犬の年代に関する一文は2020/6/6に修正。この記事を書いた当時は大岳神社の狛犬の年代を知らず、文政期の同じ石工の作かもと考えていた。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://marukoba.asablo.jp/blog/2017/05/20/9247435/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。





コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。