2010/11/21(日) 奥多摩・大岳山~御岳山2010年11月21日 00:00

山の名前の由来について調べていたら、奥多摩の御岳山(みたけさん)と大岳山(おおだけさん)、それぞれにある神社を確認しておきたくなった。
今日は天気もまずまずなので、運動不足解消を兼ねて奥多摩ハイキング。

武蔵五日市から軍道までバスで移動、馬頭刈(まずかり)尾根を上がる。岩登りの練習場つづら岩には1組が取り付いているだけで静かだった。地形図で1054mの富士見台で休憩。大岳山がよく見える。
大岳山
大岳山まではあまり人がいないが、大岳山頂はいきなり大混雑。ちょっと休んだだけで大岳神社に下る。

この大岳神社には、秩父のいくつかの神社と同じように狼の狛犬があるというので見ておきたかったのだが、いましたよ、可愛いのが。お座敷狼か。こんなのだったら飼ってもいいな。台座には「宝暦九卯四月吉日」とある。1759年、ざっと250年前だ(年代に関する一文は2020/6/6に追記。写真を見直していて、年号が読み取れるのに気付いた)。 
大岳神社
大岳神社の狛犬

そこから奥の院を経て御岳山の武蔵御嶽神社に向かう(山と神社で、タケの字が違う)。本当は御嶽神社→奥の院→大岳神社と行くのが順序と思うが、今回は逆周り。
御嶽神社の観光客は足を伸ばさないと見えて、奥の院にはハイカー姿のみ。社殿の前に魚と柿、米、塩、酒が上がっており、子供連れの女性が今お供えした、と別のハイカーに話をしていた。お神酒をどうぞ、と言ってくれたので、酒のふたで頂く。信仰が生きているのだなぁ。

武蔵御嶽神社は鎌倉時代に武将の信仰を集めたという歴史を誇り、門前の土産物屋や宿坊で山上が賑わっている。ケーブルカーで上がれるとあって物見遊山の客で一杯だが、派手な拝殿の裏、玉垣内は静かだった。
「日本武尊が東征の際、御岳山の山中において狼に難を救われた」(大口真神(おおぐちまがみ)社の説明書き)とのことで、ここにも狼の狛犬が見られる。なるほど、拝殿、本殿の前それぞれに立派なものがある・・・のはいいが、何だこれ?。
御嶽神社のブタ狛犬
皇御孫命(すめみま)社の前のもの。一応犬か? ブタみたいだが(帰宅してからネット検索したところ、「神使として奉納された猪であろう」との記事があった)。狛犬はたいがい座っているので、尻が見られるのは珍しいのでは?
狼グッズがひとつ欲しかったので、登山安全のお守りを購入。\500也。

御岳山から大塚山を経て古里駅まで歩いて終了。行動7時間弱、踏破距離12kmくらい。

■今回のルート
大岳山~御岳山ルート

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