2016/1/3(日) 奥多摩・野陣尾根~七ツ石尾根2016年01月03日 00:00

正月2日が出勤で年末年始は動きが取れない。せめて一日は歩こうと、11月に続いて『バリエーション・ハイキング』よりセレクト。
予想より時間がかかれば奥多摩小屋泊りと思っていたのだが、案外簡単に済んでしまった。

9時、バス終点の東日原から歩き始め。日原川に沿って行きゲートから日原林道へ。日陰の橋の上などには氷も見られるが、日当たりのよい林道は暖かい(10時過ぎで13℃)。道端に「日原林道巨木コース」としてトチノキへ案内する指導標を見かける。10:50に唐松谷下降点(標高1000m)。ここからようやく登山道となる。アプローチに2時間かかるようでは人気(にんき、ひとけ、どちらで読んでも可)ないルートだろうなと思うが、案の定、石尾根縦走コースに出るまで人に会わなかった。

林道から沢に下りる道は石垣で固めた個所もあり、林業の仕事道でもあるのだろう。日陰の沢はさすがに肌寒いが、吊り橋を渡るとすぐにまた日の当たる斜面に上がる。今回の登りに使う富田新道は、沢に沿ってブナ坂に向かう唐松谷林道と1130mで分かれ、野陣尾根へとジグザグに上がっていく。
地形図の1414m辺りで登りが一段落すると、昭文社の山と高原地図に「美しいブナ林」とあるところだ。青空を背に葉を落とした枝を広げる様子が清々しい。
ブナ
サワラノ平(1708m地点)に向け高度を上げていると、(自分の熊鈴以外は)静寂の中に落葉を踏む音。見回すと4~5頭のサルだ。少し離れていることもあるだろうが、悠々と下って行った。
野猿
サワラノ平を過ぎるとダケカンバも目立ってくる。野陣ノ頭(1845m地点)付近から足元が小笹になり、日陰に雪が残っている。樹々の合間から富士山が見えた。
巻き道の分岐を過ぎて一登りで石尾根縦走路。道標に表記はないが、その上の小ピークが小雲取山(1937m)だ。笹の間に踏み分け道があるが山頂標識も見当たらなかった。縦走路脇の眺望の開けた場所で遠く南アルプスの山々を望んで休憩。現在13時半、東日原から4.5Hで、予想よりいいペースだ。

奥多摩小屋を通過して七ツ石山(1757.3)に上がる(14時半)。山頂から直接、下りルートの七ツ石尾根に入れないかと思ったが、踏み跡もなくヤブに突っ込む気もないので、山頂を越えて七ツ石小屋方面の道に入り、そこから巻き道を引き返す方向へ。水場を過ぎて、巻き道が大きく屈曲する1670mで尾根に乗った。なんとなく踏み跡がある感じで進むともう一つの巻き道を横切る。その先にモノレール軌道があり、「片倉線終点駅/起点駅まで1時間15分」「終点 3,450m」と表示されている。サビもないから、林業作業用に現役なのだろう。この軌道、尾根上をやせた個所も急傾斜も延々と続く。1536m地点の手前が<片倉見晴駅>でベンチ(登山者向けではないだろうが)もあり、名前通りに見晴らしがきく。南の方に大きいのは三頭山、その手前に大寺山の仏舎利塔。
見晴らし
その先、1450mで尾根が分岐する地点が赤指山(あかざすやま)あるいは茸岩(たけいわ)。赤指山は隣(登り尾根)の隣の赤指尾根にもある(1332.5m)。それはともかく、事前のルート確認でここは要注意ポイントと気をつけていたのだが、まず東寄りに、すぐに南に向きを変えるという読み通りにモノレール(待避線まで備えている)が走っていて拍子抜け。その先に<片倉ゴヘイザスオネ>駅がある。サスは焼き畑の意味だそうだから、昔、ゴヘイという人が畑を開いたのだろうか。
モノレール
軌道に手を添えるような急斜面を交えて下っていくと、1080m付近で軌道の左側から山道が横切ってきた。あとはこの道を辿ると、軌道と付かず離れずに下りていき、920mで西に向かって尾根を離れて、16:40 後山林道に出た。もう少し黒滝橋に近い、崖マークの切れ目に出るかと思っていたが、石垣のある崖部分だ。

ここからお祭りバス停まで30分ほどだが、次のバスまで1時間半も待ちになる。さてどうするかと思っているところに三条ノ湯の方から単独女性が下ってきた。こちらが身支度している間に通り過ぎたが、追いついて話しかけると、すぐ先のゲートに車を止めており、乗せてくれると言う。ありがたく甘えさせてもらい、奥多摩駅まで送ってもらった。

■今回のルート
野陣尾根~七ツ石尾根ルート

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