2005/8/16(火) 地震&「スケッチブック・ボイジャー」2005年08月16日 00:00

昼前に地震。池袋サンシャイン60では最初微かに「ん、揺れてる?」ってとこだったが、次第にゆっさゆっさ。これが長い。自分は机の下ではサンダル履きなのだが、靴に履き替えた。やがて収まったが、ビル自体がしなっていたのだろう。震源は牡鹿半島の東南東80km付近、M7.2、宮城県南部で震度6弱、東京は震度4。7/23の地震は体験し損なって残念だったのだが、これで満足。

鶴田謙二のポスター(7/14の記事参照)に惹かれ、K田・T氏に背中を押されて、キャラメルボックスの「スケッチブック・ボイジャー」を観ることにする。何しろサンシャイン劇場、仕事場の足元であるから行きやすい。
昼休みに東武デパート内のチケぴに出向いて当日半額券(\2,650)を購入。席は1F21列と後ろの方だが、当日ではこんなものだろう。

劇団の名前くらいは聞いているが具体的なことは何も知らず、ましてや演目についてはポスターの絵柄とチラシの文章しか分からない。宇宙船の絵と「火星」の文字でSFか?と思い、一方「サッカー」の文字には腰が引ける。
ふたを開けてみたら、宇宙船は出てこない、SFは劇中劇ならぬ劇中マンガだった。サッカーもマンガの中の話。締切間際になって1枚も出来ていないマンガ家、編集者にせっつかれてその場でストーリーを考えつつ描き始めるが、やがて舞台上では語る側と語られる側とが渾然となって・・・

テーマは「物語ること、演じること」だが、サッカーへの想いも熱いと見た。が、自分はサッカーに対して全然愛がないのでその辺は分からん。ともかく舞台の上を役者が走り回って元気がいいことは確かだ。

17年前に初演、劇団10周年の際に再演しており、20周年の今回が3度目だそうである。南極への隕石落下で海水面上昇はエヴァ、ニュータイプはガンダム。エヴァは前回からの取り込みだろうか。館長の本への愛は華氏451かも。軌道エレベータでトウキョウベイシティに降りるってのはSF考証に問題あるぞ。

鶴田謙二の絵につられて『トーク&フォトブック』を買う。これで\2,000はちと高いか。

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