2021/11/05(金) 近所の祠~三峯講の名残2021年11月05日 14:00

乗らないまま数年間放置してあった母の自転車を自転車店に引き取ってもらった帰り道、近所の小祠の扉が開いていたので覗き込んでみた。この祠をきちんと拝むのは2015年にリニューアルされた時以来だ。
近所の祠

正面は屋根型に蓋を被せられた何か、その左に三峯神社のお札、右にもお札があるが古くてちょっと見には判読できない。右手前の狼の絵馬はリニューアル以前から収められていた、同じく三峯神社のもの。
祠の中

狼の絵馬

上部の書付は一部隠されているが、大要以下のように読める。

大正10年4月5日に社殿を建立、三峯講中を組織して年々代参したが年を経るに従い廃れてしまった。××神社創建1900年に当たって旧社殿の御下賜に与り、平成2×年(××月)吉日、遷座した。

リニューアル前の祠もさすがに大正10年に遡るとは思えないので、さらに先代があったのだろう。末尾にある遷座が2015年(平成27年)のリニューアル。創建1900年というのは三峯神社のこととしても古過ぎる気がするが、今の社殿は由緒正しいものなのか。そう言えば、現在の祠はリニューアル時に既に古びたものだった。

正面の屋根型を拝ませていただくと「三峯社御眷属守護」。だいぶ古そうだが、御眷属は年毎に拝借してお返しするもの(https://www.mitsuminejinja.or.jp/kitou/)。木札の後ろに見える白い紙が本体で、毎年新しく頂いてきているのだろうか。
御眷属

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