2021/2/13(土) 「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」2021年02月13日 00:00

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を鑑賞@イオンシネマ板橋。

当面は縁がないものと思っていた「鬼滅」だが、TVシリーズがアマゾンプライム特典になっていることに気づき、今週に入ってから昨日までに全26話を消化(緊急事態宣言下ならではの時間の使い方ではある)。ほとんど基礎知識なしで臨んだのだが、ブームになるだけあって引き込まれる。脚本、作画の質も高いし、梶浦由記の音楽も良い。ただ、ここまで見た限りではキャラクターを掘り下げる余地はまだ大きいし、炭焼きの家族が美形揃いなのは盛りすぎだよなぁ。それはともかく、TVシリーズがあそこで終わってしまっては続きの劇場版を観るしかないではないか。

劇場版はTVシリーズのラストに登場した十二鬼月、下弦の魘夢との対決がメインで、その決着の後に上弦の猗窩座が現れ、鬼殺隊の柱の一たる煉獄と死闘を繰り広げる。大画面と音響とでTVに引き続き楽しめたが、シリーズエピソードの拡大版と言うこともできる。炭治郎、善逸、伊之助それぞれの無意識界の描写などはキャラクター掘下げの一段であるが、新しい面はさほど出ていない(炭治郎は善良過ぎ!)。炭治郎たちとは段違いの上弦&柱の強さが示され、この後もまだまだストーリーを引っ張っていける。
夢を操る鬼(「うる星やつら2」の夢邪鬼を思い出してしまうあたりは本作の鑑賞の邪魔だ)の術を破るために夢の中とは言え自決するというのは、子供が夢中になる作品としては刺激が強過ぎないか気になった。

・・・とまあ、気になる点はあるものの、それを含めて原作コミックも読んでみたくなる力のあるアニメ作品だ。

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