2014/3/6(木) 「ホビット 竜に奪われた王国」2014年03月06日 00:00


ユナイテッド・シネマとしまえんにて、IMAXハイ・フレーム・レート3D版。

「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の前日譚、これも三部作の第2編。これまでどのピースも3時間前後の長さなのだが、それを感じさせない。「ホビット」完結の暁には全18時間の一大長編映画になるだろう。通して観るのが楽しみだ。

同じピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」は原典を愛するあまりにその要素を何でもかんでも入れて刈り込みを怠った冗長な作だった。しかし、「ロード~」はトールキンの大部の原作が監督の愛を余裕を持って受け入れ、一方「ホビット」は原作が「ロード~」に比べて簡潔な故に映画として「ロード~」に繋げるためのボリュームアップに無理・無駄がないためだろう、この長さを自然に受け取れる。もちろん、細部までこだわった作り込みやロケ地ニュージーランドの風光の力もある。原作にない女性エルフもなかなか魅力的だ。

普通の3D上映は微妙にピントがずれたり、立体感はあるが実体感がイマイチと感じることがあるが、IMAX、しかもハイ・フレーム・レートは素晴らしい臨場感。画面密度の高い映画は上映方式に追加料金を支払う価値はある。

しかし、スマウグを演じた(声だけでなく、ドラゴンの動きをモーションキャプチャした)ベネディクト・カンバーバッチは、自分が子供の頃から大好きな「謎の円盤UFO」(1970年)のバージニア・レイク大佐(ワンダ・ベンサム)の息子かぁ。オレも齢をとる訳だよ。

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