2006/10/28(土) つづら岩 ― 2006年10月28日 00:00
無名山塾の岩登り講習。20単位目。K沢講師にCU・I藤氏とS口氏、講習生はK室・H&I夫妻、S木・Y氏、S藤・H氏、K森・K氏、K村・H氏と自分の6名。
前回8/6と同じく、S木氏と組む。今回はダブルロープで、確保器にはルベルソを選択。
まず⑮「右クラック」(『日本100岩場②関東』による)をS木氏がリード、つるべで2ピッチ目を自分がリード。上部フェースを上がっていくと、30cmほどの蛇が日向ぼっこしていた。
次に⑪一般ルート。ここは前回自分が1ピッチ目をリードしたので、今回はセカンドで。登り始めのルートが左に行く所、手が見つからずに落ちてしまった。ダメージは肘をぶつけて擦りむいたのみ。いったん下まで降りてカラビナでA1しつつ落下箇所まで行き、再チャレンジでクリア。ロープの方向にこだわってルートを見誤ったか。
登りきったところで、ロープを8の字の追いかけ(1本に8の字結びを作り、もう1本で結び目を逆に辿って締める)で繋いで懸垂下降。保険にプルージックを掛けたが、降り始めるとすぐにロックしてしまった。結び目を上側から締めているロープが引っ張られて下にずれただけに見えたが、その程度でロックするものか? 幸い足元がテラスだったので立作業でプルージックを外したが、解決は課題とする。
3本目は④左ルート。前回はS木氏がリード、自分はセカンドの出だしで足を滑らせて半分ぶら下がったところだ。今度は自分がリードし、前に行った別パーティの登り方を見ていたのと下からアドバイスを貰ったのとで無事に登れた。
このルートは立ち木のあるテラスでピッチを切るのだが、ここが狭い。最初、登ってきた向きのまま立ち木に対面して支点ビレイを取ろうと思ったが、S木氏が上がってきた時に身体を入れ替えるのがやっかいかと、向きを変えて立ち木の横に移動。つまり、登ってくるロープを前に見る姿勢をとった。しかし、これは不正解。終わってからI藤氏の車の中で、その体勢ではセカンドが落ちた時に止められないと指摘を受けた。ルベルソを使っていても結局腕力頼みとなり、その向きでは力が入らないと。臨機応変よりも基本に忠実に安全確保を最優先に考えるべし。
2ピッチ目をリードしたS木氏は「手がない」と少々苦労していた。前回は自分がリードで右に行きすぎてしまい、戻るのが怖かったところ。今回セカンドで行ったら、傾斜は急だがホールドにはあまり苦労しなかった。プレッシャーのかかるリードとお気楽なセカンドの差か。
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