2006/5/13(土)~5/14(日) チェアキャンプ2006年05月13日 00:00

無名山塾の催しで長野の廻目平(まわりめだいら)キャンプ場へ。いつものような講習山行ではないが、これも本科の1単位になる。

チェアキャンプって何?と思うが参加要項から引用すると、「毎年恒例のチェアキャンプも19回目。自閉症・ダウン症の方々と一緒にキャンプファイヤーやハイキング、岩登りを楽しみます」というもの。
実行委員会形式で、今年はS木・Y氏がキャンプファイアの企画を出している。

■5/13(土)
山塾同期のU山・K氏に9時に金子駅でピックアップしてもらい、12時過ぎに現地入り。天気悪い。本格的な降りではないが、キャンプファイアなど実施できるか?
ともかく自分のや山塾のやテントを建て、周囲の林から薪を拾い集める。
やがてチェアの方(という言い方をしていた)約30人が到着。一見健常者と変わらない人から、付ききりで介護が必要な人まで。全員成年か? かなり年配の人もいる。車椅子も1名。障害の程度に応じて仲間の面倒を見ている。
カレーの夕食の後、キャンプファイア。雨は降り続いているが、どうやら実施できた。S木氏企画でU山氏が火の神様役。同期K山・N氏は火を囲んだチェアの人たちに向けてクラリネットを吹いていた。酒も飲まずにずっと演奏していたのは偉い。チェアのなかから女性が一人出てきて歌う。歌が好きなのだな。
チェア組が引き上げると、山塾メンバは例によって酒飲みモード。遠足倶楽部メンバが差し入れてくれた八海山が美味い。
小雨時々止む。

■5/14(日)
目を覚ますと、意外や晴れている。
朝食の後、キャンプ場から少し離れた「フェニックスの大岩」までハイキング&岩登り体験。車椅子は現場まで普通に押すと共にスリングをかけて引く。
先発したクライミング班がセットしたロープを使って、チェアの希望者に岩登りを体験してもらう。動けない人が出るのは予想通りだが、一方、するすると登ってしまう人もいたのは意外。しかし見ているこちらも結構楽しい。
焼きそばで昼食の後、解散。再びU山氏に送ってもらう。

一口に障害者と言うが、一人一人を見るといろいろなんだと改めて気付かされたキャンプだった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://marukoba.asablo.jp/blog/2006/05/13/9611193/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Google
wwwを検索 このブログを検索