2006/4/16(日) 『銀河ヒッチハイクガイド』2006年04月16日 00:00

小説2作を読み終えた。
以前から評判を聞いていた作品だが、映画(ロードショウ)→TVシリーズ(DVD)→ノベライズ(河出文庫)と、発表と逆の順序になった(そもそもの最初はBBCのラジオドラマ)。

アメリカとイギリスの世界観の違いとして、『トンデモ本? 違う、SFだ! RETURNS』(山本弘)が引いているが、まったくその通り。アメリカ映画では最後に地球が再始動されるが、余計なことであろう。やはりイギリス流のユーモアはハリウッドには受け入れられないのだな。
もちろん自分はイギリス版を支持する。

小説とTVシリーズの中ではマーヴィンがお気に入り。警察船のコンピュータと接続して宇宙観を語ったら自殺してしまった(小説『宇宙の果てのレストラン』)、というのが傑作。
小説はすべて翻訳が出るそうだ。映画化のおかげだが、あの映画、それほど当たらなかったのでは。

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