2006/4/15(土) 岩登り講習 ― 2006年04月15日 00:00
飯能市の日和田山にて無名山塾の講習。
岩登り講習は昨年4月に受けたきりで、まるで忘れている。
前回は遠足倶楽部のメニューで受講生が3人だけだったが、今回は本科生8人、研修1人、CU6人。CUの中には自分達のアイゼントレーニング(これから穂高に行くためアイゼン装着で岩場を上り下りする練習)のために来ている人もいるのだが、講習を手伝ってくれる。
自分と本科に入ったばかりの1名は基礎的な内容で、他の本科生はリードクライミング(本人が最初に登り、支点を取っていく。もちろん練習なのでトップロープ=岩の上の支点から下げたロープ を付ける)や支点作りなど。
基礎編はまず基本的なロープワーク。1年前にやったことを思い出す。その後、トップロープで男岩を登ってロワーダウン(ビレイヤーの繰り出すロープに体重を預けて下降)。女岩に移って懸垂下降(自分でロープを押さえて下降)したりクライムダウン(手足で岩を掴んで下降)したり。
懸垂下降で一度、エイト環を逆向きにつけたまま降りようとしてしまった。ロープが全然滑らないので大事なかったが、やはり動作の意味を理解した上で身体が覚えるくらいに練習しておかないと、何かに気をとられた時に手順が抜けてしまう。
クライムダウンでは次の手掛かり足掛かりが見つからず、岩を掴んだ指が抜けそうにもなった(トップロープで確保しているので危険はない)。登りより下りの方が数段難しい。
この講習に備えて岩登り用の靴を買ったのだが、今日のところは使用せず。実際に岩登りの技術を使うのは縦走中の岩場になるから、登山靴で登るのが本来ではある。
8:05に高麗駅集合で17時まで岩場にいた。寒の戻りで日陰にいると寒いが岩の上では陽が当たって暖か。
講習終了後、巾着田に移動。明日の講習を受ける人も集まって川原にテントを張り、焚火を囲んで飲み会。メインディッシュは本科生K山・N氏用意の猪鍋で、酒が各自持参のもの買出ししたものと盛り沢山。飲兵衛が多い無名山塾だが飲みきれなかった。
焚火は心を惹きつける。最後まで残って話をしていて就寝3時頃。
中央こちら向きがK山氏、料理は山塾同人M谷・Y氏のダッチオーブン
朝は6時過ぎに起床し、適当に朝食。自分の分は用意していたが、K山氏が米を炊き味噌汁を作ったので、味噌汁だけもらった。
本日の講習を受ける遠足倶楽部メンバの女性は二日酔いでボーっとしていた。頑張ってくれ。
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