2005/7/22(金) 『ヨコハマ買出し紀行(13)』 ― 2005年07月22日 00:00
芦奈野ひとしの『ヨコハマ買出し紀行』第13巻を買って読む。
もともとは8年前にO倉・K氏に薦められて4巻まで一気買いし、それ以来新刊が出るとすぐに読んでいる。ほぼ年に1冊、第1巻は1995年初版だから10年間、よく続いている。
人とロボットが共存する、ゆるやかな滅びに瀕した世界。とは言っても基調は「ゆったりのんき」で悲壮感や閉塞感はあまり感じられない・・・のだが、作中でも着実に時は移り、ここにきて具体的で身近な衰亡を語るセリフが出てきた。
10年かかっても謎の多いこの世界がこれからどうなってしまうのか。その謎がまた、ロボット誕生の経緯、災厄から退避して上空を巡り続ける人々、ロボットとも生物ともつかない奇妙な動植物、とSFとして魅力的で、特に「水神様」が気になっているのだが。おそらく主人公のアルファさんを始めとする「ロボットの人たち」の特性がキーになるのだろう。
早く続きを読みたい一方、居心地のいいこの世界がいつまでも続いて欲しいような、ちょっと複雑な気分。
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