★2026年の記事一覧 ― 2026年12月31日 23:59
| 日付 2026 | タイトル | 登山 | 映画 | 読書 | 民俗 | 旅 | 宇宙 | 雑記 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3/28 | 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」 |
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| 3/24 | 「アメリと雨の物語」 |
○ | ||||||
| 3/16 | 「パリに咲くエトワール」 |
○ | ||||||
| 3/15 | 奥武蔵・伊豆ヶ岳~子ノ権現 |
○ | ||||||
| 3/9 | 「花緑青が明ける日に」 |
○ | ||||||
| 2/27 | ポーランド暗黒SF映画その2 |
○ | ||||||
| 2/21 | ポーランド暗黒SF映画2本 |
○ | ||||||
| 2/13 | 「小屋番 KOYABAN~八ヶ岳に生きる~」 |
○ | ||||||
| 2/10 | イースターに関する寝ぼけ思考 |
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| 2/6 | 外秩父七峰縦走 |
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| 1/30 | 「マーズ・エクスプレス」 |
○ | ||||||
| 1/19~1/20 | 黒富士~茅ヶ岳 |
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2026/3/28(土) 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」 ― 2026年03月28日 08:40
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」鑑賞@イオンシネマ熊谷。
⇒ 作品公式サイト
科学性とエンタテインメントのバランスが良く、SF映画の最良の形のひとつと言ってよい出来。
宇宙船内で一人だけ記憶喪失状態で目覚めた主人公とともに状況把握を進めて行く原作のスリリングさは抑えられたが、前のページに戻る訳にいかない映画という媒体ではこれが正解。誰にでも(とまでは言いきれないが)ついてこられて、なおかつスリリング、しかもバディものとして感動的。
「予告編でもうロッキーを見せちゃうの!?」という思いもあったが、それでまったく問題ない造りになっていた。
本作のプロデューサーも務める原作者アンディ・ウィアーは、『火星の人』(映画は「オデッセイ」)といい本作といい、映画化に恵まれたな。

入場者プレゼントのワッペン
2026/3/24(火) 「アメリと雨の物語」 ― 2026年03月24日 14:10
「アメリと雨の物語」(吹替版)鑑賞@TOHOシネマズららぽーと富士見。
⇒ 作品公式サイト
60年代末、日本に赴任中のベルギー外交官の家に生まれたアメリは、2歳半になって初めて、チョコレートの味をきっかけに自己と外界とを認識する。以後急速に話し、動き回り、他者と関わり、「死」さえも感じて世界を拡げていく。自分を「神」と思っていたアメリだが、やがて自己を相対化して「人」の仲間入りを果たす。アメリに限らず、誰でも(自分も)そうして人間になったのだろう。
お手伝いのニシオさんは空襲の記憶からすると1940年くらいの生れか。自分はアメリより数年年長だから、ニシオさんのような人が身近にいたかもと、今さらのように思う。また、生活描写で描かれる掃除機や置時計が記憶の底を刺激する。
X(旧Twitter)のTLとパッと見の絵柄だけで、なるべく予備知識を入れずに出掛けた。鑑賞後に公式サイトを読んでみると、監督のマイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハンは「ロング・ウェイ・ノース」「カラミティ」のレミ・シャイエと仕事をしてきた人物か。なるほど、輪郭線を排しフラットに彩色されたキャラクターが共通している。
Xも中身はほとんど読まずに流していたのだが、TLの大部分は「この世界の片隅に」片渕須直監督のリポストのようだ。片渕監督は公式サイトにコメントも寄せている。自分も大いに推す。
2026/3/16(月) 「パリに咲くエトワール」 ― 2026年03月16日 09:15
「パリに咲くエトワール」鑑賞@イオンシネマ熊谷。
⇒ 作品公式サイト
監督・谷口悟朗(「プラネテス」)、脚本・吉田玲子(「若おかみは小学生」他、お気に入り多数)とくれば押さえてこうと映画館へ。
明治末~大正の時代。自分の希望を抑圧されながらも絵を描きたいフジコと、薙刀の流派を継ぐことを期待されながらバレリーナを夢見る千鶴がパリで再会する。二人の少女は励ましあい隣人たちの協力も得て、千鶴はバレエ舞台へのチャンスを手にするが、一方フジコは行き詰っていた。第一次大戦の影がヨーロッパを覆い、二人にも帰国の圧力が強まる...
自分のやりたいこと、夢に向かって精一杯手を伸ばせ。女だ、東洋人だなんて枠に囚われるな、というメッセージは清々しい。
絵としてはジブリ映画の近藤勝也によるキャラクターデザインで安心して観ていられるが、王道に過ぎてややステレオタイプな印象も。
千鶴の母親・薙刀師範の声が榊原良子で、これはコワい。
2026/3/15(日) 奥武蔵・伊豆ヶ岳~子ノ権現 ― 2026年03月15日 00:00
八ッ峰クラブの定例山行企画だったが、参加者が少なく、有志での電車山行となった。12月の大岳山(⇒ 12/14記事)にも参加のI田・T氏、T橋・T氏と自分の3人で決行。今回は正丸駅スタート、正丸峠は通らずに伊豆ヶ岳に登り、子ノ権現から西吾野駅に下りる計画。
伊豆ヶ岳には記録の残る限りで4回来ており(⇒ 過去記事:2009/7/4、2010/1/24、2011/4/10、2012/6/2)、それ以前、山歩きを始めて間もない頃にO倉・K氏と登った覚えもある。
正丸駅を8時に出発。晴れ。
集落を抜けるまでに同様のハイキング客何組かに追い抜かれたが、30分足らずで大岩の傍らに馬頭尊の祀られた正丸峠分岐に至る。予定通り、ここから左(南西)の登山道に入る。
次の分岐には右手に登っていく道を指す「名栗げんきプラザ」の古びた道標があったが、地図を確認しても見当たらず、廃止された施設なのかと思う。先行パーティもそちらには行っておらず、それ以上疑わずに直進。しかし暫く進んで気付いたが、予定していた山と高原地図の赤実線ルートは「名栗げんきプラザ」の方だった。踏み込んだルートは地図では細い黒線で登山道扱いではない(地理院地形図では破線=徒歩道)のだが、ずいぶんしっかりしている。また、地図をよく見ると、「げんきプラザ」は先ほどの実谷(じっこく)分岐から長岩峠を越えて県道へと下り、さらにその向こうにあるのだった。道標にはもっと手近な長岩峠を示して欲しいものだ。
⇒ 名栗げんきプラザ
その先で、さすが赤線の入らないルートと言うべきか進路が不明瞭になり、右手の尾根に上がる踏み跡を選択すると、これもハズレ。同様に外す人も多いらしく、下に見えた赤テープ目指して斜面を突っ切って下りる足跡があった。
尾根に突き上げたところでまたもやミス。トラロープで遮られているにも関わらず、関東ふれあいの道に合流したと思い込んで左(東)へ行ってしまった。よく踏まれていかにも道と思えた足元がやがて怪しくなって引き返し、30分弱のロス。登ってきた道を指す「←正丸駅」道標の面する側を考えれば正しい進行方向は明らかだが、思い込みというのは始末が悪い。
あとはもうミスを誘う箇所はない。素直に尾根を辿り、今度こそ関東ふれあいの道に合流。すぐに伊豆ヶ岳下の分岐になる。男坂はトラロープで塞がれており素直に巻道に入ると、指導標に「男坂と女坂の中間にあるみち」とLGBTQのようなことが書いてある。地図に「男坂は落石注意。女坂は通行禁止 中間道を歩く」とある中間道だが、登り切ってみても女坂の出入口はまったく分からなかった。
伊豆ヶ岳(850.9m)に10時過ぎ登頂。ルート誤りをした割には、地図のコースタイム(2時間10分)通りだった。山名はアイヌ語由来とも、遠く伊豆半島まで眺められるからだともいう。馬酔木の花が咲いていた。山頂で20分ほど休憩。
古御岳(こみたけ、830m。子ノ権現から小床峠経由で下りて行く先にある御岳山に対する「古」か?)、高畑山(たかはたけやま、695m。「ナローノ高畑山」の山頂標もある。「ナローノ」は「楢生」からとの説あり)とピークを踏みながらも高度を下げて行く。中ノ沢ノ頭(イモグナの頭)には巻道があり、自分だけ622.7m三角点を確認。
尾根上の最低点となる天目指峠(あまめざすとうげ、490m)で交差する林道にはサイクリングのグループがいた。解説板によると、アマメは豆柿、サスは焼畑のこと。
峠から登りにかかったところで、I田氏がちょっと足を捻った拍子に「足が攣った」。ここで山行を中止して峠から林道を下りるようかと思ったが、暫く立ち止まった後で本人は行けそうと言う。子ノ権現まで辿り着けばタクシーも呼べるだろうとそのまま続行し、結局、この後は特に問題なく歩き通せた。
アップダウンして祠のある愛宕山(660m)を越え、子ノ権現に13時半過ぎに到着。ここは過去に少なくとも3回訪れている(⇒ 2009/7/4、2011/4/10、2019/7/24)が、巨大草鞋など変わりないな。
自分だけ奥の院まで上がって鐘を撞き、釈迦堂を拝んだ。門前の土産物屋に少しお金を落とそうと、柚子味噌(430円)を買う。店番の老人がお釣りを間違えるのは、80歳にして目も耳も遠いため(対面の店のおばさんの話)だ。
西吾野駅に向けて下山。集落入口にある静之神社は、岩室に祀られた祠に舞台のような拝殿が設けてある。Googleマップに寄せられた情報によると祭神は罔像女神(みずはのめのかみ)に五帝龍神と水神系であるが、これは鳥居前の石祠に関するものかもしれない。
国道に出たところで道端の「カレーパン」の幟に惹かれてロックガーデンカフェ(⇒ Googleマップ)に立寄り。カレーパン(200円)は揚げたてで美味しかった。
西吾野駅に15:43到着。ルートミスしたのは油断だったが、I田氏にもさほど無理なく歩けて、良いハイキングだった。
■今回のルート








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