2024/1/6(土) 「縄文コードをひもとく-埼玉の縄文土器とその世界-」展 ― 2024年01月06日 14:30
池袋で映画(⇒ 1/6「僕が宇宙に行った理由」 )と献血(203回目、400ml全血)の後、大宮に廻り、埼玉県立歴史と民俗の博物館で特別展「縄文コードをひもとく-埼玉の縄文土器とその世界-」を観覧。
「縄文コード」とは、明治のお雇い外国人E・モースが大森貝塚を発掘して報告した土器の'cord-mark'、'cord-marked'(「縄紋」と訳され、後に「縄文」となった)と、そのcordに秘められたcode(土器に込められた思想や土器作りのルール)を掛けたアイデア。
展示ではcodeを、
1.世界観のコード
2.土器作りのコード
3.出自のコード
4.使用のコード
として展開。
縄文晩期には埼玉でも東北地方の影響を受けた土器が作られた。川口市の安行猿貝(あんぎょうさるがい)貝塚の資料を基準とする安行式土器には、遮光器土偶で名高い亀ヶ岡式土器の影響も見られる。
これ(↓)は枠状文という説明だが、遮光器土偶ふうの顔を連想させるな。
これは、ミミズク土偶に似た人面の一つが注ぎ口と併せてヒョットコみたいで愉快。
顔を持つものばかり写真を並べたが、それ以外の文様から読み取れるコードも多い。面白い展示だったので、図録(1000円)を購入した。
特別展を観ているうちに閉館前30分の16時となり、常設展は展示説明のペーパーだけ拾って素通り。
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