2020/10/2(金) 映画「映像研には手を出すな!」2020年10月02日 00:00

仕事帰りに「映像研には手を出すな!」@イオンシネマ板橋。ワタシアターを6ミタ貯めての無料鑑賞。

いや、面白い、楽しい。原作のポイントを押さえつつ、TVドラマでは浮いて感じられた弱小部活をきっちり活躍させ、ピュー子まで違和感なく収めたのは見事。TVではもっと見たかった「これをアニメにしたら」のイメージシーンもたっぷりあって満足。ロボ研の魂の叫び、分かるなぁ。
TVと合わせて観たい作品で、もともとTV版に続けて5月公開予定だったのが、コロナ騒動で間が開いてしまった。しかし、映画冒頭でうまくまとめてくれるので、復習していなくても大丈夫。

2020/10/23(金)~10/24(土) 芋掘ドッケン(白井差峠~猪狩山)2020年10月23日 00:00

涼しくなったところで、両神山登山口のひとつである白井差(しろいさす)峠から芋掘ドッケン経由で秩父御岳山(おんたけさん)を繋ぎ、余裕があれば猪狩山(いかりさん)まで足を伸ばそう。ネット記事を見ると10時間以上を要するので、一番列車を使っても日帰りはほぼ無理。当日の天気が午後から回復傾向ということもあって、遅めの出発で山中泊することにした。

■10/23(金)
ソロテントにスリーシーズンのシュラフ、ルート中に水場はないので5リットルをザックに詰め、雨の中、家を出る。自動的に持ち物に傘も追加。
三峰口駅からバスで、中双里に13:47着。諏訪神社に山行の無事を祈ってから橋を渡ると「両神山登山口(中双里コース)」の案内がある。それに従って川沿いに進むと道脇の塩ビパイプから水が出ているが、飲料になるかは保証の限りでない。この水場の手前から民家の間の狭い階段道に入っていくと石垣に道案内が付いていた。
登山道への入口
並んだ祠を過ぎると山道の入口で「大雨の時や冬期間(12月中旬~4月上旬)は危険ですので通行を禁止します。大滝村」の掲示がある。ここまで傘を差してきたがほぼ止んだのでスパッツだけ着け、14:10 出発。
バス停が標高623mで白井差峠まで約800mの登り。等高線が密でなかなかにしんどい。15時、ちょっと傾斜の緩んだところで休憩。日も射してきたが薄いガスに木からの雨だれ、15℃。そこから腰を上げるとすぐに川後岩(かわごいわ)だった。ガスの粒子が大きくカメラのストロボが発光すると乱反射して写真が白くなる。植林の杉から松桧類に移り変わり、15:50 白井差峠に到着。「両神山4.9km」の指導標傍らのベンチで10分ほど休憩を取った。2004年10月に両神山に登った時、山頂からミヨシ岩まで足を伸ばしている。いつかこちらから登って繋いでやろう。
芋掘ドッケン方向を差す道標は当然ながら無いが、ドッケンまで極端なアップダウンは無く一番高いところを行くだけで迷うこともないはずだ。杉の樹皮が剥がれているのは熊の仕業かもしれないが、足元は落ち葉で柔らかく歩きやすい・・・と思いながら1441小ピークを過ぎると岩場が現れた。相変わらずストロボでは風景が写らないので、よそ様のブログながら景色はこんな感じ。 ⇒ 山旅DIARY/芋掘りドッケン~倉明山~茂萩山~秩父御岳山(今回は曇り空でこんなに明るくはない) 岩に足をかけて上方を見やり、おとなしく左から巻くことにする。次の岩も右から巻いて進むと、そろそろ薄暗くなってきた。17時、1424に上がる前のコルが落ち葉の敷き詰めらた平坦地なので、本日はここまでとしてテントを設営。ドッケンまで届くかと思ったのだが、ほぼ予定通りということにしておこう。
テントに入ると、降雨は無いが木からの雨だれの音。クマ避けを兼ねてラジオを聴きながら早茹でマカロニにスパゲティソースを絡めて食事。19時頃に外を覗くとガスは晴れており、雲間から月が見えた。

■10/24(土)
3:30起床時には少し風、星空。朝食を摂ってテント撤収すると5時。気温3℃、風は変わらず、手先が冷える。眼下の街の灯の下にも起き出した人たちがいるだろう。
30分で芋掘ドッケン(1464.2m)に到着、薄暗い中で三角点と「SH浦和」と入った山名標を確認。テント2張り程度の広さはある。
ここから進路は左に折れて東へ向かうのだが、暗い中で目に入った右の尾根に進んでしまうという痛恨のミス。足元に境界を示す標石もあるしOK、と確認したつもりになっている(正しいルートは秩父市と小鹿野町の境界だが、これまでのルート上でも標石からは読み取れなかった)。で、そこから右に出ている尾根がいかにも境界らしく歩きやすいので入ってみるがどうも違う。並行して見えるあちらの尾根か?と探ってみても行き止まり。標石を確認したところまでは正しいという思い込みを払拭できず、結局1時間もロスしてしまった(この記事の最後に載せてあるGPS軌跡はロス部分をカットしてある。下の写真はドッケンに戻った時のもの)。
芋掘ドッケン
すっかり明るくなったドッケンに戻って一休みし、落ち着いてコンパスを合わせて6時半に再始動。ゆったりした斜面に「農工大」の標石が現れる。これは上に引用させてもらった記録にもあり、今度は間違いなくルートに乗っている。
1331小ピーク手前のコルに向かって下りていると、前方を小柄な影が横切った。サルか?と思った直後、右手少し距離を置いて獣の唸り声が「ガゥ」。姿は見えなかったが熊だろう。ビビッて熊鈴を鳴らしまくってコルまで下りた。
1331に向かって、これまで落ち葉の地面だったところに苔むした岩が現れ、岩に引っ掛かった鹿避けネット(?)の残骸に行き会う。
鹿避けネット残骸
ホオの大きな葉が散り敷いた落ち着いた尾根を行くと、また少し岩があり、1333.6mの三角点に7:20。ここは昭文社山と高原地図によれば「滝ノ沢」、上の引用記事等によれば「倉明山」なのだが、山名標には気づかなかった。山頂は市町村境界の縦走ルートからは外れているので、少し戻ってコンパスを振り、東へ向かう尾根へ進む。地形図では1156地点で南は国道140号、北は県道367号に至る道が交差しているのだが、おそらく廃れた峠道なのだろう、特に道らしい様子は見えない。その先にまた熊剥ぎと思われる木があった。
熊マーキング?
1188.3三角点を前にして地形図の岩マークとなる箇所。岩に足を掛けて行く手を見上げるが、どうも行ける気がしない。
岩場
下方を観察すると、右から巻いて三角点手前で稜線に戻れるのではないか。岩場から慎重に下りて(こんなところで転げ落ちて捻挫でもしたら、通りかかる人も期待できず、万事休すだ)岩稜をひとつやり過ごす。足元には人の通ったように思える箇所もある。上部から落ちた砕石でザレた斜面を上がってみるが、稜線に戻るのは難しく撤退。もう少し進んで再トライするが、ここも上部に手掛かりが少なく、無理に上がって行き詰まったら戻れないと判断してまた下りる。短い距離だがまだ岩が濡れて滑りやすい感もあり、下りには補助ロープが欲しいと思った。三度目の正直で稜線に戻ると岩場は過ぎており、9:45に1188.3着。岩稜を巻くことにしてから40分ほど掛かったが、上の引用記事によると素直に岩稜上を辿れば景色もよかったらしい。また行くことがあったら補助ロープを用意した上で直登しよう。1188.3三角点の傍らの木には「四季萩」と刻んだ古い板が付いていた(地図では「四期萩」、三角点名も同じ)。茂萩山(しげはぎやま)とも呼ぶらしく、山名板を設置したとの記事(⇒ 画廊アモン 登山記 芋掘ドッケン)もあるが、その標識は見当たらない。倉明山にも無かったし、新しい標識は撤去したのか。
四季萩
ともかくこれで難所は終わったはず。四季萩の先や1082の次の小ピークなど方向の変わる箇所で違う尾根に引き込まれないよう注意して(そういった場所には木の幹に赤テープ2本巻がこの辺の流儀らしい)進むと、1026の手前で林道が尾根を断ち切っていた。
少し展望が開ける
林道と交差
地形図では林道はここまで達していないのだが、尾根の切口に設けられた手すりの朽ち具合を見ると10年以上は経っていそうだ。林道向い側の傾いだ道標には「御岳山/落合へ至る」とあり、目標地点が近付いたことに意を強くして再び尾根に這い上がる。山頂直下のクサリの急斜面を息を切らせて上がり、11:35 秩父御岳山(1080.4m)に登頂。ここは2012年1月(⇒ 2012/1/2記事)以来だ。休憩していた女性二人と男性(同一パーティ?)が昨日バスを下りてから初めて会った人間。
秩父御岳山
秩父御岳山より
まだ昼前となれば、猪狩山まで行かない訳にはいかない。タツミチから道標に従って北に折れると間もなく林道と交差。横断して尾根を進む。途中に立っている道標の文字の記してある横木が削られているのは何者の仕業か。
痛んだ道標
12:50に鞍掛山(822m)を通過。その先にまた道標があるのだが、その示す先の斜面は倒木で荒れており、踏み跡も判然としない。それより左手の尾根の方がいかにも道らしく見える。が行ってみると人の通った痕跡はなく、方向もずれるばかり。荒れた斜面を無理やり下りてみると、道が見つかった。13:15 祠の二つ並んだ猪狩山に到着。
あとは下りるばかりだが、ところどころロープも付いた急降下の山道を20分で林道に出ると、そこから先が不明瞭になった。林道の反対側に赤テープが付いているのは登山道なのか? 林業用の道を下りて行き詰まったら登り返すのはやっかいなのでおとなしく林道を歩くことにしたが、ずいぶん大回りになった(あらためて昭文社地図を見ると、林道を横切るとある。やはり赤テープから入れば猪狩神社へのショートカットだったらしい)。14時に古池に下山。
以前に猪狩神社を訪ねた時(⇒ 2012/5/12記事)に食べた蕎麦屋は残念ながら本日終了。しかし、せっかくなのでまた神社のオオカミ狛犬を拝んでいくことにする。昭和8年とそれほど古いものではないが、実に良い顔をしているのだ。
猪狩神社のオオカミ狛犬
バスまで間があるので歩くことにして、15:10 三峰口駅着。駅前の松葉亭に入り、電車まで間がないので瓶ビールだけ頼み、お通しで飲んだ。店の作りは新しいが昔からやっている、隣の福島屋の方が古そうに見えるが経営者は入れ替わっているのだという。もう一軒のホルモンそりまちも昔からのお店だそう。次の機会に寄ってみよう。

■今回のルート
芋掘ドッケン_ルート_1
         ↑中双里~テント泊地
芋掘ドッケン_ルート_2
         ↑テント泊地~秩父御岳山
芋掘ドッケン_ルート_3
         ↑秩父御岳山~三峰口駅

2020/10/24(土) GARMIN GPSの日付誤り修正2020年10月24日 21:43

芋掘ドッケンのGPSトラックデータをPCのカシミール3Dに取り込んだところ、日付が2001/3/9~10になっていることに気づいた。過去データを確認してみると、先日の七面山の途中、2020/9/20の12:43から2001/2/4になっている。時刻は正しく、トラックデータとしては連続しているので、気づいていなかった。
データを取得したのは Garmin eTrex Legend Hcx。2007年11月に購入して山歩きに毎度持ち歩いているが、故障の兆候もない頑丈な機械だ。
ちょっと検索してみるとGPSの日付にはロールオーバーというのがあって、1024週(≒19.7年)でリセットされる、その周期が2019/4/7に当たるとか。いや、発生日が違うし、仮に個別の機械の使用経過時間で発生するのだとしても20年も経ってないし。
さらに検索すると、こんな記事が見つかった。 → 「2019.08.04 GPS週数ロールオーバー(WNRO)問題」 これは機種までドンピシャ。購入時期は自分の方が早いが、日付誤りの発生は記事の方が先で、2019/8/3が1999/12/18になった、と。その差7168日は自分と同じだ。で、記事にある通りにGarminのソフトウェアを更新したら問題は解消した。ありがとう、千葉湾岸ウォーカーさん。

○2025/9/24追記
日付の誤っていた七面山、芋掘ドッケンのトラックデータは、GPX形式で出力して補正し、再度カシミールに取り込むことができた。⇒ ヤマレコ/ GPXログエディタ

2020/10/31(土) 長崎御嶽神社(豊島区)2020年10月31日 11:00

映画を観に出てきて時間があるので、青柳氏のブログから手近なところで要町と椎名町の中間に鎮座する長崎御嶽神社へ。

住宅街の中の真新しくこじんまりした神社だ。
長崎御嶽神社
狛犬は平成25(2013)年の建立。
長崎御嶽神社の狛犬
長崎御嶽神社の狛犬
境内の「武蔵御嶽神社」の碑も平成21年。
武蔵御嶽神社の碑
武蔵御嶽神社との繋がりなので狛犬はオオカミに違いないのだが、後姿のたてがみには「?」となる。歌舞伎町の稲荷鬼王神社(http://marukoba.asablo.jp/blog/2020/08/30/9295540)と同じように、架空の神獣のイメージが強くなっているのかもしれない。
社殿の中に置かれた狛犬は木彫りの唐獅子のようだった。
それにしてもこれだけ最近に武蔵御嶽神社との繋がりを強調している点からするに、青柳氏も書いてように、現在も講が続いているのかもしれない。鳥居の左右の幟は「開運縁結 長崎三社講」だった(三社=椎名町の御岳神社、八幡神社、羽黒神社らしい)。

2020/10/31(土) 「ウルフウォーカー」2020年10月31日 12:50

アイルランドのアニメーション映画「ウルフウォーカー」を鑑賞@YEBISU GARDEN CINEMA。

ケルトの伝説に着想を得た「ブレンダンとケルズの秘密」「ソング・オブ・ザ・シー海のうた」に続く三部作。ウルフウォーカーとは眠ると魂が抜けだして狼となる、アイルランドの伝説に語られた存在という。シンプルな線で描かれたキャラクターが動きだすと、特に狼の躍動感が素晴らしい。

舞台は中世。母娘のウルフウォーカーが森の狼を率いている。その森を切り開こうとする人間たち。主人公の少女はハンターである父とともに狼を狩ることを夢見ていたが、森でウルフウォーカーの娘と友達になる。何とか狼を救おうとする少女だが・・・
狼側に感情移入するので人間側が悪役ということになるが、森を焼き払おうとするリーダーにしてもキリスト教徒としての使命感からしていることで悪意はない。自然対文明の葛藤があるばかりだ。ラスト、主人公親子とウルフウォーカー親子は狼たちを引き連れて去る。森はおそらく開墾されるのだろう。現実のアイルランドでは1786年を最後にオオカミは絶滅している(ニホンオオカミの1905年よりずいぶん早い)。物語の後の彼女たち、狼たちは安住の地を見出せたろうか。

今日の朝日新聞夕刊に作品紹介が載っていた。監督曰く、「ソング~」が「となりのトトロ」なら今回は「もののけ姫」。確かに鑑賞中にそれは感じたが、決して二番煎じではない、第一級の作品。
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