まぬけ時空の片隅で

踝（くるぶし）が当たる夏靴の履き慣らし続き。これまでは靴と別に購入した中敷きで試していたが、今回は靴に付属のもの。結果、まったく当たらないとまではいかないが、痛みを覚えることなく歩けた。これで踵部分に薄いのを追加すればさらに快適になるか？　しかし、高い（値段が）のはダメで靴のオマケ的な中敷きがいいとは、貧乏性な足だ。

以下、歩きの記録。

東飯能からバスで名郷へ。「ヤマノススメ」のラッピングバスだった。8:10歩き始め。

武川岳目指して山に踏み入ると、尾根上の道が「旧登山道通行不能」となって新しい道が付いており、さらに「鉱山に付き落石等に注意」とある。言われてみると足元に白い岩が出てきており、ここも武甲山と同じ石灰岩の採掘が進んでいるのだろう。コース上にある天狗岩も石灰岩の大岩の積み重なりだった。

ところどころ八重桜が咲いており、道に花びらが散っている。ツツジの花もぽつぽつ。9:50 武川岳（1052ｍ）。

古い石仏の立つ妻坂峠を経て大持山への登りは急坂が辛いがカタクリの花にホッコリ。

11時ちょうどに大持山（1294.1ｍ）。

大持山と小持山の中間、1260小ピークの手前辺に西側の絶好のビューポイントあり。眼下の山々の濃い緑は杉植林、柔らかな緑はブナなどの自然林か。雑木の間には桜やツツジだろうピンクも混じる。

ハイキングコースとしては意外に岩っぽいルートで、足を上げようとしたら木の根に引っ掛かってズボンの裾が破れた。子持山（1269ｍ）を11:30に通過。狭い山頂に休憩している人がいたので、下って行って広い箇所で一本。

武甲山の登りにかかると、下ってきた中学～高校生の集団に会った。地元学校の有志で武甲山登山行事か何かか？　シラジクボ（1088ｍ）を過ぎて最後の登り250ｍは思ったより簡単に済み、12:20 山頂の御嶽神社に到着。北面の石灰岩採掘現場のフェンスまで行って武甲山（1304ｍ）登頂。三角点標石はフェンスの中らしい。

浦山口へ下山する道は狭い箇所で一時渋滞していた。沢で顔を洗って林道に出たのが13:25、林道を歩いて橋立に14:00。浦山口からの電車が14:35だったので、慌ただしく笊そばを食べ、武甲山の登山バッチを買って駅に向かった。

■今回のルート