2009/2/20(金) 「黄昏モンスターズ」-あぁルナティックシアター2009年02月20日 00:00

切りの悪い仕事を定時過ぎに切り上げて、下北沢の小劇場「楽園」へ。唐沢俊一氏がプロデュース&出演される芝居を観る。

「人間を脅かす事が出来ない新米妖怪と、歌手になりたい女の子が織り成すひと夏のファンタジー」(HPより)で、唐沢氏のお誘いメッセージには「ジブリ調ではありますが完成度高いと思ってます」。ディズニー&ピクサーの「モンスターズ・インク」のようでもあるが。

芝居についちゃぁ、こちとらシロウトだ(笑) 通路よりちょっと高いだけの舞台の二辺に接して客席があり、その2列目に座ったのだが、間近で展開する演技のエネルギーに圧倒されてしまう。役者が大勢出るので最前列で舞台に足をかけていると暗転の時に危ないですよ、と始まる前にぬらりひょん、いや座長の注意があった程。小さな舞台に一番多い時で人間役が3人、妖怪が16人も上がるのだから、実際うっかりすると客の足を引っ掛けそうである。

で、役者の表情もよく見えるのだが、やはり一方の主役だけあって名なしの新米妖怪役、藤田由美子嬢は上手かった。お母さんの想いを知った時のベソをかきそうな表情が印象に残る。もう一方の主役、女の子役の麻衣夢嬢ももちろんいい。歌が本当に上手だけれど子供としては上手すぎるかな。他はサラリーマンのニホンオオカミ男がお気に入り。ウィルソン伯爵も迫力があった。

唐沢氏は成長した女の子のマネージャーで、芝居の終わり近くに出てきて「オバケ~」と怯えて逃げ出す役。スタッフの特別出演といったところだが、「昨夜も座長と飲んで」などとやや嗄れた声でやりたい放題やっているのは楽しそうだ。しかし、昼の部ではウィルソン伯爵役とのこと。こちらは本当に演技が出来なければ劇全体が成り立たない。原稿を書きNHKのBS熱中夜話を監修し演劇をやり酒を飲みと、その活動力にはほとほと感心します。

約一時間半、楽しい時間だった。

芝居の後は久しぶりにK田・T氏(ミクシィネーム:ぽんさQ)氏、もりこ氏(ミクシィネーム)と落ち合って炭火焼肉。飲み足りない話し足りないが終電に合わせて撤収。

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