2006/11/25(土) 丹沢・水無川本谷 アイゼントレーニング ― 2006年11月25日 00:00
無名山塾の雪山向け講習。21単位目。
講師K澤氏、サブリーダS口・R氏、講習生はK森・K氏、S木・Y氏、S藤・H氏、I坂・Y氏、K村・H氏、Y永・H氏、自分。
アイゼンを着けての沢登りだが、水に入るような場面はない・・・はず。
渋沢駅に集合、車に分乗して9:30に新茅山荘、9:50 出発。
10:50 大きな堰堤を上がったところでハーネスを装着。
11:30 F1でアイゼン装着。S藤氏とロープを結び、自分がリード。滝の左側に鎖があり、鎖の輪や立ち木に中間支点を取る。
続いてF2も自分がリード。同じく左側の鎖を支点に利用するが鎖そのものは掴まない。全員が突破したのが13:30。人数が多い分、時間がかかる。
次は下部のトラバースが嫌な小滝。K澤講師が手探りしているのを見ていよいよ水浴びかと思ったが落ちずに済んだ。アイゼンが思った以上に効くと同時に、爪が岩に引っ掛かってもたつく場面もあり。
F3に14:07。ここも鎖があるのだが、K澤講師が先に上がってロープを張り、各自がプルージックで通過。斜面を鎖に頼らずに上がろうとするとかなり厳しい。K村氏が左寄り、S木氏が真ん中辺を行った後、自分は右寄りに取り付いてみた。何とか上がったが、その後のトラバースも嫌らしい。ここはもう鎖を掴んでしまった。突破したのは14:50。
F4は難なく越えて、F5に15:07。先頭はY永氏-S木氏ペアで、滝の右に掛かる鎖の高さを辿ろうとして張り出した岩にてこずっていた。S藤氏に「これで終わりだからリードすれば?」と水を向けるが「滝の音で聞こえない」としらばくれて、ここも自分がリード。出だしは鎖を頭の上に見る位置を行く。カラビナに片手でロープを通すのにちょっともたついた。I坂氏が苦労して(経験が浅いので仕方ない・・・って、自分はそんなに経験豊富かい)突破は16:40。
装備を外し、暗くなってきた中、ヘッドランプを点ける。F5のすぐ上から開策(かいさく)新道を辿って17:40 新茅山荘に戻った。
2006/11/26(日) 丹沢・大倉尾根 ― 2006年11月26日 00:00
無名山塾恒例のボッカ訓練。渋沢駅からバスで10分ほどの大倉の駐車場から大倉尾根を登り、塔の岳山頂の尊仏山荘まで荷物を運び上げる。重量は男性30Kg、女性25Kg以上が目安。昨日のアイゼントレ(⇒ 11/25 丹沢・水無川本谷 アイゼントレーニング)と同じく、装備の重くなる雪山に向けての準備の意味合いもある。普段の講習と毛色が違うが、これで22単位目。
去年は遠足倶楽部からの参加で、24~25kgを担いで3時間で上がったのだっけ(⇒ 2005/11/27 丹沢・大倉尾根)。30kg超は未体験ゾーン。行けるのか?
今年は同期のK山・N氏、U山・K氏、K室・H&I夫妻らが実行委員を務めている。K室・H氏が一番に出て、U山氏が殿(しんがり)。S木氏と自分は昨日のアイゼントレ講習を受けたのでスタッフには入っていないが、緊急連絡用に無線を持つ。
自分のザックには飲料水のペットボトル2ケース、私物を加えて33.5kgが入った。歩き始めるとすぐに汗をかくが、この重量では地面にザックを下ろしたら一人で背負うのは難しい。ともかく観音茶屋まで行ってベンチにザックを下ろし、半袖Tシャツ姿に。しばらく歩いていると肩の負担が気になって、時々ベンチで一息入れて肩を回した。足の方は着実に前に出るが、長い階段はさすがに重量が堪えて一息では登れない。汗を滴らせ息を弾ませながらゆっくり登る。
天気は下り坂で、途中から雨。それでも足元が悪くなるほどではないので助かった。今回はスリップなし、足の痙攣もなし。
出発からちょうど4時間、11:50に尊仏山荘到着。倉庫に荷物を下ろし、甘酒で一息ついた。
荷物を下ろしてしまうと身体が軽い。雨もほとんど止んだので階段をホイホイと下りていくと座っている人あり。大丈夫かと思って見るとU山氏だった。足が攣ったと言うので、手持ちのうめぼしを袋ごと進呈。
M本講師の馴染みの堀山の家まで下りてきて誰かいるかと覗くと、M本講師、S木氏、Y永・H氏が引っ掛かっていた。Y永氏がビールを飲んでいるので自分も注文。適当に休憩していると小屋のなっちゃんがおでんを出してくれる。美味しかった。ご馳走さま。
小屋を出てS木氏、Y永氏と一緒に下っていくと、二人が走り出す。トレランに夢中のS木氏、マラソン出場のためトレーニング中のY永氏に張り合えるはずもなく、しばらく走ったところでK室夫妻の無線交信を聞いているうちに取り残された。ただ、置いてけぼりのままでは癪なので、そこからまた走って駐車場に帰着。途中で野菜を買っていたS木氏と同着だった。
この走りで左膝が少し痛んだが、下山後には回復。
渋沢駅近くの店で打上げ。S木氏が好きだと言うアイリッシュ・ウィスキーのタラモアデューはなるほど美味しい。今度買おう。
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