2025/1/14(火) 「鹿の国」 ― 2025年01月14日 11:40
「鹿の国」鑑賞@ポレポレ東中野。
⇒ 映画公式サイト
諏訪大社、ミシャグジといえば、あずさ回数券の消化がてら一日訪ねて回ったのはもう10年近く前だ(⇒ 2014/11/9 諏訪大社巡り)。
狩猟のイメージの強い諏訪信仰だが、映画では狩猟と農耕との繋がりが描かれる。現在の鹿猟や田植えの映像と、「鹿の腹を裂いて流れる血に稲籾を撒くと一夜にして育った」(播磨国風土記)神話のイメージとが重なり合う。厳冬の三ヶ月間、穴倉に籠もった生き神の少年・大祝(おおほうり)の前で芸能を繰り広げ、春を迎えたという「御室(みむろ)神事」の再現も興味深い。祭文をお経に取り込もうと試みる僧侶も登場して、神仏分離以前の諏訪信仰が今なお生命を保っていることが窺える。
諏訪の地をまた巡ってみたい。
2025/1/14(火) 献血209回目 ― 2025年01月14日 14:30
映画だけ(⇒ 1/14 「鹿の国」)では電車賃のコスパが悪いので、池袋で献血。209回目は成分献血(血小板)。翌日から確認できる検査結果は、いつもながら総蛋白、アルブミンが低い。
「血清中には80種類以上の蛋白が含まれ、種々の機能を持ち、生命維持に大きな役割を果たします」「血清蛋白の50%以上を占めるアルブミンは、病気などで栄養が悪くなると減少する」って、つまり栄養が足りないのかしらん。もっと食って体重を増やすべき?
池袋東武の北海道物産展で六花亭のお菓子など買って帰宅。
2025/1/15(水) ミミズク土偶の世界 ― 2025年01月15日 14:00
今日は比較的暖かいので、軽くバイクを走らせた。行き先は、企画展「ミミズク土偶の世界」を開催中の岩槻郷土資料館。
ミミズクやフクロウのような丸く囲まれた顔を持つ土偶を「ミミズク土偶」と呼び、代表例がさいたま市岩槻区の真福寺貝塚で出土し、国指定有形文化財となっているこれ↓(現物は東京国立博物館に収蔵、今回はレプリカ展示)。
しかし、県内出土品に限っても、並べてみると様々な印象のものがある。
口を縦長にすると本当に鳥っぽいし、中空で大振りに作られたものは用途も自ずと異なっていたのではなかろうか。
土器の口縁部にミミズク顔をあしらうこともあった。これは刺突文で刺青を表している?
展示の目玉のひとつは、12~13km離れた遺跡から出土した、よく似た2体の土偶。上手い作り手が出張制作するようなことがあったのだろうか。
郷土資料館は、昭和初期に建てられた旧岩槻警察署で、建物自体が資料だ。入館無料、企画展も無料。
2025/1/19(日) 南郷山~幕山 ― 2025年01月19日 00:00
八ッ峰クラブの定例山行。年初なので普段なら見送る単なるハイキングに加わることにしたものの、実際の参加者が担当のT橋・Y氏の他はI田・T氏のみの計3名とは寂しい。しかし、たまには何の緊張もなく歩くのも悪くない。
T橋氏のクルマで鴻巣駅近くの24時間定額の駐車場へ。あとはJR乗換無しで湯河原まで行ってしまうのだから楽なものだ。いわゆる「乗り鉄」のT橋氏が休日おでかけパスを利用する計画を立ててくれたので運賃も安く済む(おでかけパス2720円+パス範囲外の小田原←→湯河原660円)。湯河原駅からタクシーで、立派なご神木のある五郎神社まで。日は射しているが、時折細かな雨粒が顔に感じられる。
五郎神社を10時過ぎに出発、道路を少し進んで南郷山ハイキングコースの指導標で住宅の間のコンクリ道に入る。かなりの急坂で、住んでいる人は結構大変そうだ。道脇がミカンやカボスの果樹園になると、街を見下ろす見晴らし台もある。
果樹園が途切れ、ゴルフ場横の小径を辿る。笹の間の道から林道に絡み、もう少し登って11:40に南郷山(611.0m)に到着。木の枝にカメラを置いて記念撮影した。
山頂から少しだけ戻ると、真鶴半島を見下ろし、伊豆半島方面も見える。
曇りから下り坂の予報に出かけてくる人も少ないのか、ここまでに擦れ違ったのは3人ほど。実際に小雨が落ちてきたが、一時的なもので本降りにはならない。昼食を摂るなどして、30分ほど過ごした。
自鑑水(じかんすい)は山中の池だった。石橋山の合戦に敗れた源頼朝が、鏡に見立てた水面に映るやつれ様に自害を決意したものの思い直して奮起した、自害水とも言う、とか。このハイキングコースの指導標に「鎌倉幕府開運街道」とあるのは、頼朝がここで運を掴んで幕府を開いたという訳か。
良く整備された道を辿って、幕山(626m)に13時。何もない山頂だが、春になれば花見ができるかも。木を切り開いたような一角に真鶴半島が収まっている。
ジグザグのやや急な道を下ると、梅林に差し掛かった岩場に数組のクライマーがいた。ここが幕岩のゲレンデだったか。ずいぶん高い岩に取り付いているパーティもある。
梅にはまだ早いが、道路沿いに一本だけ花をつける気の早い奴もいた。
無人販売のミカン(皮が多少傷んでいるが、1袋6個くらいで100円は安い)を買うなどして、鍛冶屋橋BSに14時半。時折の小雨にレインウェアを羽織りはしたものの、どうにか濡れずに山行を終えられた。
次のバスまで1時間もあるのでタクシーを呼ぼうとしたところへ、ちょうど空車が来た。湯河原駅に戻って慌ただしく小田原までの切符を買い、籠原行きに乗車。また乗換無しでのんびり座って帰った。
■今回のルート
2025/1/22(水) 「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」 ― 2025年01月22日 09:40
「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」鑑賞@イオンシネマ熊谷。
⇒ 作品公式サイト
タイトルの読みは「ジークアクス」。上記サイトに「TVシリーズの放送に先駆け、一部話数を劇場上映用に再構築した」とある。
速攻で観たS戸口・O氏の煽りやSNSでの評判を聞き、ファーストガンダムの1~2話を復習した上で出かけた。
うひゃぁ、こう来たか。ファーストの物語冒頭から分岐したパラレルワールドなのであろう。シリアスなシャア・パート(サンライズ風味)から一転、アマテ・パート(カラー風味)は明るい雰囲気。ファーストではもったいない使い方だった木星帰りのシャリア・ブルもはっちゃけそうな予感。<人の死なないガンダム世界>になるのか?と思わせるが、なにしろガンダムのことだから先は判らない。TVシリーズを楽しみに待とう。
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