2022/12/1(木) 「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界」 ― 2022年12月01日 11:00
「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版」鑑賞@角川シネマ有楽町。
ピオレドール生涯功労賞を受けた山野井泰史の過去と現在を綴るドキュメンタリー。
28年暮らした奥多摩から、今は伊豆に移り住んでいるのか。そこで庭の果樹や畑から収穫したり、見つけた洞窟の壁を登ったり、海岸に岸壁を探して攀じったり。
冒頭、「山で食べて行こうと思ったことは無い。半年後にこの山、1年後にはあの山に登りたいと思って生きて来られた、良い人生」・・・という本人の言葉。同じくらいに「山が好き」なパートナーと組んだこともあるが、彼らは登山中に死亡と字幕が出る。先鋭的な登山家が山で命を落とすことは珍しくないし、多くの場合はその技量を云々することでもないが、その中で生き残っているからこそ生涯功労賞に値する。ソロにこだわり、「自分のことをよく分かっている」から生きて還って来られる。
ともかく凄い人生なのだが、観ていて行きつくのはやはり「人は何故山に魅せられるのか?」だ。
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