2014/5/18(日) 日光・赤倉山2014年05月18日 00:00

無名山塾のユース山行。S木・Y氏(女性)担当、N瀬・C氏(女性)サポート、ゲストは1月ユース(https://marukoba.asablo.jp/blog/2014/01/19/9402415)で顔なじみのI上・M氏(女性)、そこに自分が加わって4名パーティ。
昭文社の山と高原地図には後半の駐車場までルート記載のない、地形図とコンパスを見ながらの面白いコースだった。

東武日光駅に集合、予約のタクシーで間藤駅を通過し郵便局先の道に入る。車1台がやっとの細道で倒木の脇を擦り抜けたりして終端まで。ここは広くなっていて転回可能。
9:30に歩き始め。晴れ。沢を渡って対岸を歩く。昔は道が通っていたようで、地形図には破線が入り、足元に石垣の跡が残る。地形図の877m表記に末端の来ている尾根を上がるつもりで行くと、枝に空き缶を刺した目印があった。木橋を渡り、地形から見てもこの辺だと斜面に取り付く。
赤倉山への登り
左手に沢を見て登る。踏み跡を見失うこともあり、赤テープも少なめ。時折、樹幹に古いペンキがあるのは昔の登山ルートの名残か。予定の尾根は右寄りだと思うが、そちらは岩や急傾斜で行きづらい。岩の転がる沢沿いをしばらく進み、標高1100m付近で歩きやすそうな左に舵を切った。
一休みして広い尾根上を登る。傾斜はきついが明るい樹林で気分がいい。ところどころにピンクのツツジが咲いている。
赤倉山への登り
標高1360mで傾斜が緩み、左から尾根が上がってきている。ここまで尾根を登ってきたつもりだったが、そこへ合流してくる尾根??と頭をひねる。後でGPSデータを見たら、地形図に1325点のある顕著な尾根に斜めに這い上がってきており、左から来る尾根こそが主尾根なのだった。その場はとりあえず前進し、次の小ピークで現在地を確定した。
わずかに進んで赤倉山(1442.0m)に11:45。山頂を示すプレート等はなく、木に付いたテープに「赤倉山」と記してあるだけ。上がる予定だった尾根の方にも踏み跡と赤テープがあるが、尾根の取付きは空き缶目印より先だったのだろうか。樹木のため眺望はあまりよくない。
赤倉山
山頂からは緩やかな高低。足元は笹、真っ白なダケカンバが青空にスッと伸びる。
地形図に1446、1514と標高の出ている小ピークを繋いでいくと林道にぶつかり、向こう側の尾根に上がる。尾根と平行する林道は間もなく途切れるが、そのまま続く地形図の破線に沿って行く。ただ、1504の小ピークには上がらずに東側を抜けた。
行く手に半月山手前の第二駐車場。その下はコンクリで固めた崖なので、横から回って駐車場脇をすり抜けようと、半月峠に向かうであろう踏み跡に入った。駐車場にまっすぐ向かいそうな分岐もあったが、赤テープは峠方面に誘導するように付いている。少し行くと急ではあるが駐車場に近づけそうな斜面があったので登ると、駐車場の手前に出た。脇に回らずとも、フェンスを跨ぎ越す位置にコンクリートブロックの踏台が置いてある。駐車場に入り、石のテーブルを囲んで休憩。今日はゲストI氏の誕生日とのことで、N瀬氏がブランデーケーキを用意してくれていた。

14:30 腰を上げて半月山へ。茶ノ木平方面からの縦走路との合流にある展望台からは中禅寺湖の八丁出島を見下ろし、男体山から戦場ヶ原も一望。外国人カップルがいて、互いにシャッターを押し合った。
半月山展望台からのパノラマ
そこから少しで半月山(1753.1m)だが、こちらは樹林で展望なし。
展望台に戻り、半月峠から狸窪へ下山。渚で中禅寺湖に手を浸して16:10。
中禅寺湖から男体山

あとは中善寺温泉へ向かって湖畔の道を歩き、17:10にバス停着。いろは坂は小学校の修学旅行以来だろうか。駅前の店はもう閉める時間帯で、コンビニで買物をして鈍行列車内で打上げとなった。

■今回のルート
日光・赤倉山ルート

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