2011/8/19(金) 「コクリコ坂から」 ― 2011年08月19日 00:00
仕事帰りに池袋サンシャインで鑑賞。
「ゲド戦記」がまるで駄目(父を殺すのはいいが、それで?)宮崎吾朗監督だが、今回はなかなかいい。父・宮崎駿の企画脚本と格闘し、監督として消化した、というところか。
監督がフレッシュだからという訳でもないだろうが、絵も声も芝居は硬い。原画にはベテランの名前も見えるが、スタッフが全体に若いのか。声優でない俳優に声をやらせるのは話題作りにはいいだろうが、作品の完成度としては如何なものかと思う。
CGのない手描きの絵は熱くて奥ゆかしい舞台の年代(昭和30年代)にマッチしてる。フィルムの架け替えの時にピントがボケるのは映写技術の問題だろうが、これもレトロな雰囲気。
しかし、ガリ切りなんて、夏休みにジブリ映画を観に来る子供には理解不能だろうなぁ。時代の変遷を体験し、作り手の葛藤をも想像できる、大人向けの作品かも。少なくともお子様に受けるとは思えない。
吾朗監督の評価は、宮崎駿ブランドを離れて独力で作品を仕上げるまで保留。しかし、前作からの成長を見れば期待は持てる。
⇒ スタジオジブリ
監督がフレッシュだからという訳でもないだろうが、絵も声も芝居は硬い。原画にはベテランの名前も見えるが、スタッフが全体に若いのか。声優でない俳優に声をやらせるのは話題作りにはいいだろうが、作品の完成度としては如何なものかと思う。
CGのない手描きの絵は熱くて奥ゆかしい舞台の年代(昭和30年代)にマッチしてる。フィルムの架け替えの時にピントがボケるのは映写技術の問題だろうが、これもレトロな雰囲気。
しかし、ガリ切りなんて、夏休みにジブリ映画を観に来る子供には理解不能だろうなぁ。時代の変遷を体験し、作り手の葛藤をも想像できる、大人向けの作品かも。少なくともお子様に受けるとは思えない。
吾朗監督の評価は、宮崎駿ブランドを離れて独力で作品を仕上げるまで保留。しかし、前作からの成長を見れば期待は持てる。
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