2006/12/10(日) 谷川岳天神平・雪上訓練 ― 2006年12月10日 00:00
無名山塾の雪山講習。これで本科修了に必要な24単位目。とは言え、実際の修了には最低1年、つまり3月まではかかる。本科に入る時には月に2回も山なんて絶対無理、24単位取得は2年計画と思っていたものだが、同期の存在というのは大きくて、一人では思いもよらなかった岩登りや沢登りまで楽しみながら9ヶ月で受講してしまった。
今回は講師M本・Y氏、CUにY田・M氏、講習参加はU山・K氏、S木・Y氏、K室・H&I夫妻、S藤・H氏、Y永・H氏、ゲスト参加の夫婦に自分の計11名。
前日の最終列車で土合駅まで行き、ステーションビバーグ。
みどるの会(無名山塾のコースの一つ)も来ていて、一緒に酒を飲んだりして就寝。
5時前に起きてみると、昨日から引き続いての雨。去年の雪訓は大雪だった(⇒ 2005/12/17~12/18 土合で雪上訓練)のだが、今年は融け残った雪がほんの少しばかり。
6:40に出発してロープウェイ乗り場でゲスト夫婦と合流、天神平に上がる。雨が雪に変わってやれやれだが、スキー場の積雪は30cmとやはり少ない。気温は0℃前後で、動いていればオーバーヤッケなど不要、レインウェアで十分。
講習内容はアイゼンなしの歩行、アイゼンを装着しての歩行、耐風姿勢、滑落停止と通例通りだが、滑落停止は技術書にあるフォームの真似より、実際に即して初期制動に重点を置いた説明。天神平から尾根に上がっていくとちょっとしたラッセルになるくらいの雪はあったが、斜面はやはり薄くて、滑落停止で何回か滑ると下の草が見えてしまった。
この時期の谷川岳の雪質は柔らかくて必ずしもアイゼン歩行や滑落停止の訓練には向かない。これも講師から説明のあったことだが、雪山シーズンに向けてのメンタル面での準備という意味合いも大きい。
尾根から山頂方面にアイゼン装着で少し歩き、14時前に終了。
谷川岳に来たら水上駅前の蕎麦屋「くぼ田」に寄るのがお約束。やがてみどるの会も合流、蕎麦も焼酎の蕎麦湯割りも美味。列車に乗ってからも買い込んだ酒で盛り上がった。
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