2006/11/5(日) アニドウ上映会2006年11月05日 19:00

(小松崎茂展からの続き)

大手町から中野へ移動。中途半端な時間だが、朝飯の後何も食べていないのでルノアールでトーストを腹に入れ、アニドウ上映会まで時間を潰す。

本日の上映会、お題は「鉄道アニメーション特集~南正時<鉄路のその先へ>刊行記念」。
自分は鉄分薄いので、南氏の名前はアニドウ関連のどこかで聞いた気もするという程度。しかし、南氏vsなみき会長のトークショウを聞いてみるとアニメーション的にもかなりの人なのだった。
ウィキペディア ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/南正時

顔ぶれはいつものK元・T氏、K田・T(ミクシィネーム:さざんかQ)氏、S戸口(ミクシィネーム:++ungood)氏に、ここ2、3回ご無沙汰だった唐沢俊一氏もいらっしゃった。

今回はトークショウがあって上映作品が少ない分、しっかり鉄道ものでまとまっていた。
まず、1924年アメリカの実写コメディ。子供たちが手製の機関車を走らせ、最後は線路を外れて爆走するパンダコパンダあるいはルパン「ジャジャ馬娘を助けだせ!」。犬エンジンがウケた。
ワーナーのキツネものはWDのMMのあからさまなコピー。当時のアニメーションとしては決して悪い出来ではないのだが。
で、その元となったMMもの。29年作品で、タイトルではネズミネズミしているキャラクタが本編ではMMとしてイメージされる形になっている。
そして熊川正雄48年作品。のんきな駅長のおかげで大惨事のラストに会場大ウケ。以前に見ているので驚きはないがやっぱり笑う。それにしてもこの作品、どの辺を観客に想定しているのか。国鉄職員の教育映画?

古い鉄道のクリップを上映しつつのトークショウは、ウォード・キンボールの話(オーリー・ジョンストンと張り合って、こっちは汽車が3台ある、こっちの方が線路が長い)、ルパン絡みで「漫画アクション」にSL(と菱見ゆり子)の写真を載せたこと、中国であじあ号を見つけて写真を撮ってきたらTBSでスクープになったことなど。
フィルムで見るあじあ号がかっこいい。

後半のフィルムはスーパーマン、ベティさん(声がメエ・クェステルじゃない)、WD作品(これもパンダコパンダ、機関車衝突あり)、ドリエッセン。

21時過ぎに終了。K田氏は所用で帰宅、残りは会場近くのもつ煮屋へ。
店に子供もいるのがアジア的とK元氏。最近「サウスパーク」にリチャード・ドーキンスが登場してあちらの科学者大喜びだそうである。
唐沢氏は携帯で読むようなコミックの電子化について、紙の上でのコマ割テクニックなどがチャラになると論ぜられた。「本とコンピュータ」的な視点だ。あと、自分が店のTVを見て「最近はハードディスクプレイヤーで飛ばしてしまうのでCMを見なくなった」と言うのに対して「昔録(と)ったCMが面白い。捨てられてしまうものに価値がある。捨てるのはいいものから捨てる」など。
自分はホッピー飲みながら「ホッピー goes to town」(唐沢氏からアニドウ以外では通じないと突っ込まれた)とか「唐沢なをき賞」とか口走っていた。

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