2006/11/5(日) 小松崎茂展 ― 2006年11月05日 00:00
前回アニドウ(⇒ 10/6 アニドウ上映会)の時にS戸口(ミクシィネーム:++ungood)氏から頂いた招待券で逓信総合博物館の「ぼくらの小松崎茂展」へ。
アイエム[インターネットミュージアム] ⇒ https://www.museum.or.jp/event/32802
やはり年代的には60~70年代の空想画が「懐かしい未来」でグッとくる。それに何と言ってもボックスアート。「サンダーバード」はもちろん、アポロもさんざん作ったし、電動昆虫シリーズもそうだったのかぁ。戦闘機や戦車は個別には覚えていないが手にしたものもあったはず。
80年代以降の未来画はセンスが古いと思わざるを得ないが、生涯現役を通したのは立派。
メカや絵物語だけではない幅広い作品を見ると、やはり偉業と思う。
2006/11/5(日) アニドウ上映会 ― 2006年11月05日 19:00
(小松崎茂展からの続き)
大手町から中野へ移動。中途半端な時間だが、朝飯の後何も食べていないのでルノアールでトーストを腹に入れ、アニドウ上映会まで時間を潰す。
本日の上映会、お題は「鉄道アニメーション特集~南正時<鉄路のその先へ>刊行記念」。
自分は鉄分薄いので、南氏の名前はアニドウ関連のどこかで聞いた気もするという程度。しかし、南氏vsなみき会長のトークショウを聞いてみるとアニメーション的にもかなりの人なのだった。
ウィキペディア ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/南正時
顔ぶれはいつものK元・T氏、K田・T(ミクシィネーム:さざんかQ)氏、S戸口(ミクシィネーム:++ungood)氏に、ここ2、3回ご無沙汰だった唐沢俊一氏もいらっしゃった。
今回はトークショウがあって上映作品が少ない分、しっかり鉄道ものでまとまっていた。
まず、1924年アメリカの実写コメディ。子供たちが手製の機関車を走らせ、最後は線路を外れて爆走するパンダコパンダあるいはルパン「ジャジャ馬娘を助けだせ!」。犬エンジンがウケた。
ワーナーのキツネものはWDのMMのあからさまなコピー。当時のアニメーションとしては決して悪い出来ではないのだが。
で、その元となったMMもの。29年作品で、タイトルではネズミネズミしているキャラクタが本編ではMMとしてイメージされる形になっている。
そして熊川正雄48年作品。のんきな駅長のおかげで大惨事のラストに会場大ウケ。以前に見ているので驚きはないがやっぱり笑う。それにしてもこの作品、どの辺を観客に想定しているのか。国鉄職員の教育映画?
古い鉄道のクリップを上映しつつのトークショウは、ウォード・キンボールの話(オーリー・ジョンストンと張り合って、こっちは汽車が3台ある、こっちの方が線路が長い)、ルパン絡みで「漫画アクション」にSL(と菱見ゆり子)の写真を載せたこと、中国であじあ号を見つけて写真を撮ってきたらTBSでスクープになったことなど。
フィルムで見るあじあ号がかっこいい。
後半のフィルムはスーパーマン、ベティさん(声がメエ・クェステルじゃない)、WD作品(これもパンダコパンダ、機関車衝突あり)、ドリエッセン。
21時過ぎに終了。K田氏は所用で帰宅、残りは会場近くのもつ煮屋へ。
店に子供もいるのがアジア的とK元氏。最近「サウスパーク」にリチャード・ドーキンスが登場してあちらの科学者大喜びだそうである。
唐沢氏は携帯で読むようなコミックの電子化について、紙の上でのコマ割テクニックなどがチャラになると論ぜられた。「本とコンピュータ」的な視点だ。あと、自分が店のTVを見て「最近はハードディスクプレイヤーで飛ばしてしまうのでCMを見なくなった」と言うのに対して「昔録(と)ったCMが面白い。捨てられてしまうものに価値がある。捨てるのはいいものから捨てる」など。
自分はホッピー飲みながら「ホッピー goes to town」(唐沢氏からアニドウ以外では通じないと突っ込まれた)とか「唐沢なをき賞」とか口走っていた。
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