2006/9/21(木) 「ドリームシップ エピソード1/2」 ― 2006年09月21日 00:00
キネマ旬報WEB ⇒ https://www.kinejun.com/cinema/view/37295
シアターN渋谷にてレイトショウ。
ドイツ製バカSF映画。主に「スター・ウォーズ」と「スター・トレック」のパロディで、コーク船長にバルカン人のスパック、エンジニアのシュロッティのオカマ・トリオ、マヌケな敵役に黒ずくめのジェンズ・モールなどなどが登場。ネタは他に「2001年宇宙の旅」「ターミネーター」「マイノリティ・リポート」「マトリックス」もあり。西部開拓時代に予期せぬタイムトラベルをするのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だし、中世の場面はどうも「モンティ・パイソン ホーリー・グレイル」を思い出す。「MIB」と思ったのはチラシによると「シュレック」か?
そこそこ楽しめたが、いろいろな作品の表面的なパロディに終わっているのは物足りない。「ギャラクシー・クエスト」の如く、パロディの形で作品からファンダムまで視野に収めてその本質を衝くのはやはり難しいか。
しかし、ドイツにもバカ(褒め言葉)はいるんだね。SFファンがバカなのは世界共通という訳だ。
上映待ちの間に本屋を覗いて「月刊COMICリュウ」を買う。吾妻ひでお「不条理日記2006」で「ヘビがちょっと通らせてくださいと言って来る」懐かしい。鶴田謙二の「おもいでエマノン」果たして連載完結できるか?
最近のコメント