2024/12/6(金) 高麗駅~越生駅/靴の履き馴らし2024年12月06日 00:00

先日買ったトレッキングシューズ(⇒ 11/30~12/1 丹沢・大倉尾根 ボッカ訓練)の履き馴らしに、手近なハイキングルートを高麗駅から越生駅まで歩く。そうは言ってもまるでハイキングでは面白くないので、昭文社山と高原地図(2022年版)で破線ルートの九郎曾根(黒尾根)を上がることにしよう。

高麗駅に8時半過ぎに到着、国道299号に出て高麗橋を渡る。事前に大雑把に地図を見て、登山口は299号沿いにあると勘違いしており、行きつ戻りつしてしまった。実際は高麗橋を渡った先で右に入らねばならない。しかし、ネット記録にあった九郎曾根(黒尾根)入口の案内表示は見当たらず、またも右往左往。ようやく道路改修記念碑の傍らにそれらしい小道を発見したのが9時半前。30分以上ロスしたか。
九郎曾根(黒尾根)入口
入ってしまえば明瞭な道で荒れていたり迷うような箇所もないが、指導標はもちろん赤テープ等の目印は乏しい。登り始めて間もなく標高210mで南に向かう分岐は、地図で299号に下りている破線(行きつ戻りつの時には確認しなかった)だろうが、足元に枝を置いて進路でないことを示していた。小瀬名分岐手前では本道を外して作業道を通ったような気がするが、方角を誤らなければ問題なし。
自転車も走れそうな道に出て、小瀬名分岐から物見山へ。山頂標の先にある三角点(375.3m)は、全国に973点(補点を含む)の一等だ(⇒ 国土地理院/三角点とは)。
物見山三角点
分岐に戻り、気楽にハイキングコースを辿る。時折、本道の横の尾根上に踏み跡が見つかればそちらに入ったり、林道に絡んだり。
北向地蔵は浅間山の大噴火による東北の飢饉・疫病を受け、村の守護神として天明6(1786)年に祀られたもの。
北向地蔵
スカリ山(434.9m)からは北側眼下に広がる街を眺められる。
スカリ山からの眺望
一本杉峠から鼻曲山、桂木集落へと進み、桂木観音に参拝。ここには以前、八ッ峰クラブで来たことがあった(⇒ 2022/1/23 越生・大高取山)。門前の仁王像が古びて良い味を出している。
桂木観音仁王像
道路を少し下りてユズ畑からまた山道に入り、林道に出る。「越生町再発見100ポイント 金比羅神社」へは思った以上の登りで息が切れた。馬頭観音とともに道端に佇む石仏は北向地蔵と同じ天明6年の銘。神仏に頼った往時の生活が偲ばれるが、供え物は何故かゴルフボール。
石仏、馬頭観音
虚空蔵尊(⇒ [埼玉登山] 虚空蔵尊さくら山)の階段もなかなかに急登だ。あとは適当な道を選んで越生駅へ。高麗駅からの歩行距離20km、6時間半の行程だった。

靴は、終盤で左足の踝(くるぶし)に少し当たる感じがしたが、全般に良好。厚い靴下を履いていると蒸れてくるのは致し方ないか。

■今回のルート
高麗駅~越生駅ルート

2024/12/8(日) 「ルパン三世 カリオストロの城」IMAX2024年12月08日 11:05

「ルパン三世 カリオストロの城」45周年記念上映をIMAXにて鑑賞@グランドシネマサンシャイン。

スクリーンで観るのは、クラリスの結婚式記念と称した2022年の特別上映(⇒ 2022/9/13記事)以来だ。
古いアニメーション映画に対して効果あるのかとも思いながら、折角なのでIMAX上映を選択したが、さすがに画面は大きいばかりでなく美しく、音響は鳥の声や雨の音など背景音までクッキリ。余分に料金(シニアで2100円)を払うだけの価値はある。
鮮明な大画面で色トレスの浮いた箇所まで見えたりして、物理的なセルに絵の具を塗っていたのだよなぁ、主要キャストもほとんど鬼籍に入ったし、大塚康生さんも逝かれてしまったなぁ・・・と時の流れを感じる。公開時点ですでに古典の風格を備えていた作品だが、次回は本物の古典として50周年上映か。

ジュンク堂に立ち寄ったら、宮崎駿イメージボード全集の『1.風の谷のナウシカ』と『2.天空の城ラピュタ』が出ていた。合わせて9000円もするが、カリオストロの余韻で購入。

2024/12/16(月) 二宮神社、正勝神社~オオカミ狛犬探訪2024年12月16日 00:00

天気も好いので、あきる野市方面へバイクを乗り出した。

路肩の駐車スペースの下に湧水池があり、澄んだ水にたくさんの鴨が浮かんでいる。この池も神社の一部で、『縄文神社』ではこちらが神社の根源と見立てている。さもありなんという雰囲気だ。
二宮神社の池
神社へは道路の反対側の階段を上がる。
二宮神社
拝殿は特に彫刻など無いシンプルな造りだが、本殿には室町時代後期以前の建築「宮殿(くうでん)」を収めるとのこと。
この地で出土した縄文土器等を展示している二宮考古館が休館日(月・火曜日・祝日)だったのは残念。

次は、天保十(1839)年のオオカミ像があるとの情報をキャッチした正勝神社。
拝殿前の御神灯も文政十一(1828)年と古い。
正勝神社
目当ての像は本殿の右に置かれた覆い屋に単独で祀られていた。形としては口を閉じた吽形に思えるが、阿形が口を開けているとは限らないので、なんとも言えない。もともと単独だったのか、それとも片割れが失われたのか。年号は台座に彫られている。背後の護符は武蔵御岳神社のもののようだ。
正勝神社のオオカミ像

最後に、眺めが良いという赤ぼっこ(⇒ おうめ観光ガイド/長淵山ハイキングコースMAPグーグルマップ)に寄ろうと思ったのだが、グーグルに任せたら林道終点に案内され、あとは「徒歩1分」などと宣(のたま)う。しかし、林道ゲート横から山に入っていく道を辿るとお墓があり、その先は頼りない踏み跡。1分どころではないがこの上なのかと、踏み跡や昔の作業道のような地形を追い、枝を分けて登ると未舗装路に出た。が、GPSを確認すると赤ぼっこは道を外れてまだその先。これは到底行きつけないと引き返した。駐車地点から往復30分、つまらない汗をかいてしまった。
赤ぼっこに挫折

本日の走行距離、約100km。

2024/12/17(火) 白内障2024年12月17日 11:00

最近、左目の視界が白く霞む頻度が高くなった。少しすれば自然に元に戻るのだが、右目と比べてみると、いつでも白っぽいような・・・ 以前からある飛蚊症も、大きいのが増えたような気がする。
齢のせいなら仕方ないが病気の兆候だったりすると嫌なので、近所の眼科を受診した。
結果は予想通り、加齢性白内障。今のところメガネによる矯正視力も出ているし、処置は特に必要ないでしょう、進行を遅らせる目薬もあるが大して効かない、と。飛蚊症も加齢に伴うもの。
白内障が進んでいよいよ困るようになったら手術(先日、母が同じ眼科で受けた)だが、当面は放置だ。しかし、読書の時など飛蚊症は煩い。

2024/12/27(金)~12/29(日) 白峰南嶺(初戦敗退)2024年12月27日 00:00

無名山塾のT中・H氏、S谷・A氏が年末年始に北鎌尾根を計画、そのサブプランが以前にT中氏と二人で敗退した白峰三山(⇒ 2021/12/28~12/30 北岳(敗退))なので、サブになった際には加えてもらう予定でいた。ところがT中氏インフルのため計画全体が白紙に。ならば単独で適当な処を、と考えた。
以前から繋いでみたかった転付(でんつく)峠~大門沢(だいもんざわ)下降点は厳冬期には少々長過ぎるので、今回は奈良田(ならだ)から上がって広河内岳(ひろこうちだけ)~笹山を縦走、奈良田に下りる周回ルートとしよう。2泊3日で一日の行動が10時間超となりそうだが、大門沢下降点までは農鳥岳登山者のトレースを当てにできるだろう。
しかし実際は想像以上に雪が深く、トレースもほぼ皆無。雪山テント泊装備を背負っての一人ラッセル&ルートファインディングで行程が伸びず、大門沢下降点さえも届かずに時間切れ撤退となり、思わぬボッカラッセル訓練に終わった。白峰南嶺は時期を変えて再挑戦することにしよう。

■12/27(金)
あずさ1号から身延線、はやかわ乗合バスと乗り継ぎ、奈良田温泉到着は12:55。予報は晴れだったが、曇って時折小雪が舞う。身支度して13:15に出発。
まだ雪は積もっていない道を1時間で登山道入口に至り、「立派な吊橋」(昭文社山と高原地図、手持ちは2018年版)を渡って堰堤を過ぎる。と、道が分岐し、どちらにも「登山道」の矢印が。上へ行く道は先に見える橋に繋がるようだ。近くの看板には図解入りで、工事のため登山道は川を渡って橋を迂回、とある。地図でも「堰堤から上流は河原を歩く」だ。
分岐
図解に従って河原に下りるが、適当な渡渉箇所がない。上流へ向かったり戻ったりした挙句に危なっかしく流れを跨いで進むと、なるほど手すり付きで急登する迂回路があった。ところがその先で合流した道には、橋へ向かう方に「登山道 奈良田方面」の矢印。橋を渡れるのではないか! 古い道案内は撤去して欲しいものだ。間違った案内のおかげで20分以上ロスした。
「大きな岩」を見る頃に足元が少し白くなってきたが、「ジグザグの急坂注意」の八丁坂は雪ではなく落葉のラッセル。そこを上がると地面が雪に覆われるようになった。雪は徐々に深くなるが、沢沿いの岩がゴロゴロした道ではアイゼンを着けるタイミングがない。そこに木橋や鉄パイプの桟道が現れ、軽くスリルを味わう。
木橋、桟道
それにしても雪の上に人が通った跡が無い。17時を過ぎて薄暗くなり、ヘッドランプを点灯。赤テープが見えず、ルートが判りづらい。もう大門沢小屋のはずだが道は何処だ・・・と思ったら、小屋へ上がる道を示す赤テープを見落としていた。
17:40、大門沢小屋に到着。避難小屋には誰も入っていなかった。当然テントを張っている人もいないが、水はテント場の隅に出ている。小屋内の「お気持ち」の料金箱に1000円入れて、細かく区切られたスペースを一つ使わせてもらう。
大門沢小屋
20時半頃、小用(外トイレの個室は床に穴が切ってあるだけのワイルドさ。男子小用のアサガオが別に一つある)に出ると、一部に雲はあるものの星が見えた。小屋内は-3℃。夜中、周囲でカサカサパタパタと物音がするのをライトで照らすとネズミだ。

■12/28(土)
ネズミは糞を残していった。小屋内が飲食禁止とされているのは、ネズミ対策か?
昨日はここまでスパッツさえ着けずに来てしまったが、今日はオーバーズボンにスパッツ、アイゼン装着の上で5:40に出発。雪、-6℃。しかし、ヘッドランプの視野内で道と思えるところを行くと行き詰ってしまう。行きつ戻りつしてようやく進路が定まる頃には明るくなった。30分ほどもロスしたか、夜明けを待って出発した方が良かった。
その後もノートレースで次第に深くなる雪の中、時々ルートファインディングで行き悩む。沢を渡って高度を上げて行き、標高2000mを越えると雪も深まり、膝辺りまでくる。しかし、サラサラとした雪の下にしばしば岩が隠れており、ワカンに替えたところで潜るのは同じだし、岩を踏む際にはアイゼンの方が適している(ワカンは今回、ザックに付けたままで終わった)。
深まる雪
2000m地点で既に8時半。このペースで計画通りに縦走しようとすれば稜線上での泊りとなり、明日の下山もおそらく無理。ガスを1缶しか持っていないので山中3泊は厳しい上に、下山遅れを連絡できる保証もない。今日は12時まで行動して大門沢小屋に引き返すことにしよう。
そう決めて雪を掻き分けていくうち、左足が斜めの岩をガッと踏んでアイゼンがずれた。次の休憩時に締め直そうと、もう少し頑張って9:40、2140m。腰を下ろしてみると左アイゼンが無い!?「ハイィ?」と声が出た。雪の上に足が出ない状態で雪を踏んでいる限りでは、アイゼンの感触は判らないのだ。何処に埋まっているか知れないアイゼンを探すためザックを担いで下り始めると、幸いなことにすぐ数メートルの地点で見つかった。やれやれ。
気を取り直して標高を上げ、2250m辺りからいよいよ大門沢下降点へ向けての急登。ますます雪が深まり、場所によって腿まで、さらに斜面に直面すれば腰まで潜る。赤テープの乏しい区間もあって、上がるのか?トラバースするのか?と見極めながら悪戦苦闘。12時となり、到達高度2420m。
時間切れ到達地点
ここまでの行程で自分以外の足跡は、道が明瞭でラッセルも不要な区間に一部だけ、昨日か一昨日と思われるものが見られただけだった。その人はラッセルになる前に引き返したのか、ラッセルしたのだが降雪や風で消えてしまったのか。
登りに6時間以上かけたので下り4時間と想定したのだが、あっさりと14:45、小屋に戻った。やはり無人の小屋の、昨日と同じスペースに収まって、また協力金を1000円入れる。夕方になると窓の外に青空が見えた。

■12/29(日)
奈良田まで地図のコースタイムで3.5時間、小屋前の案内プレートで3時間。9時50分のバスに間に合わせるべく、6時に出発。好い天気だ。
夜明けの富士山と月
自分の足跡を辿るだけと思ったのだが、昨日の降雪で消えている部分もあり、小屋から沢に下りて丸太橋と思ったのがただの倒木だったり、巨大な三角岩の近くで左岸から右岸に渡る橋を見落として行き詰ったりなど。八丁坂を下りて雪がすっかり薄くなったところでアイゼンを外した。安全地帯まで下りて今回初めて人(夫婦らしい二人)と擦れ違い、その後バス停までに単独男性、男性二人パーティと続く。皆さん年末年始登山は天気を見て今日からですか。
9時40分にバス停に到着、ピッケル、シャベル等を慌ただしくバッグに収めて乗車。途中、地元のお年寄りや七面山登山口で登山者を拾い、下部温泉駅へ。ニュー梅月で土産に下部まんじゅうを買ったら、身延町商工会のキャンペーン「みのぶをゆるっと巡ろう!」で「ゆるキャン△」マグネットをくれた。線路反対側のヘルシースパサンロードしもべの湯で忙しく入浴し、さっぱりしてからワンマン電車に乗った。

■今回のルート
奈良田~大門沢ルート

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