2024/7/28(日)~7/29(月) 駒止湿原と会津駒ヶ岳 ― 2024年07月28日 00:00
八ッ峰クラブの定例山行。初日は湿原を散策して民宿泊、翌日に登山というゆったり企画。
担当のT橋・Y氏の他、男女各3名の7人パーティ。自分は会津駒には残雪期に登頂済み(⇒ 2020/3/20~3/22 三岩岳~会津駒ヶ岳)だが、花の時期にのんびり登るのもよいだろうと参加することにした。
■7/28(日)
男女別のクルマ2台で、男性陣はT橋氏車。休憩を入れて4.5時間ほどのドライブで、10時半過ぎに駒止(こまど)湿原の駐車場に到着。最後はクルマが擦れ違えないような細道なのに、大型バスが駐車しているのに驚いた。
湿原ではコオニユリのオレンジ色が目立つ。他に、ムラサキのコバギボウシ、キイロのミズギク、ウスムラサキのトゲトゲしたのは開花前のヨツバヒヨドリ(?)等々。
低いところで数を誇っているのはサギスゲか。ワタスゲはワタになっているのが少し。咲き残りのようだがガクアジサイの白い花も多い。ニッコウキスゲは終わっていた。
お昼にはT橋氏が持参のバーナーで湯を沸かし、インスタントコーヒーをふるまってくれた。
13時過ぎに駐車場に戻り、会津駒ヶ岳登山口近くの民宿こまどりへ。良い宿だった。夕食の天ぷらに入っていたのはサンショウウオだとか(写真を撮る前に齧ってしまったが)。
夜は一時雨。
■7/29(月)
早立ちのため朝食を弁当にし、さらに昼食も宿に用意してもらった。朝食分は部屋で食べる者(自分も)、登山口まで持っていく者それぞれ。クルマで登山口バス停からさらに奥に入った駐車スペースに移動。天候は回復傾向で、青空が覗いている。
駐車スペースのすぐ先のゲートを通過し、5:50 標高1100mの階段から登山開始。
しばらくは傾斜が強い。傾斜が一段落した1350m辺りから、名物(?)昭和の落書きブナの木が現れる。
ゆっくりと2時間近くかけて水場のベンチに到着。水汲みの必要はないが、自分は偵察に少し下りてみたところ思ったより遠く、急坂から下が見えないので引き返した。
樹林の間では花よりもベニテングダケなどいろいろなキノコに目が行く。倒木の裂け目に列になって出ているのはツノマタタケ、ゼリーのようなのはキクラゲの類でハナビラダクリオキンか(帰宅後調べ)。ギンリョウソウも見かけた。
高度が上がって見通しがきくようになると、一段奥の山並みは女峰山~男体山、その右方の「山」の字型は日光白根山。
もう少し行くと、池塘の点在する湿原になる。花は期待ほどには咲いていないが、きれいなものもある。下の写真はタテヤマリンドウとイワイチョウ。
9:50 駒ノ小屋に到着。山頂にはガスが掛かってきたが、南に遠く薄く、富士山が見える。
山頂の眺望は期待できそうにないので、ここでクラブ旗を出して集合写真を1枚。
木道・木段を上がって、10時半に会津駒ヶ岳に登頂。ここの三角点(2132.6m)は一等だ。
登りで先に行った人達がいると思ったのだが山頂は無人。皆、中門岳まで足を伸ばしているらしい。やはりガスのため周囲は見えないが、山頂標は笹や樹に囲まれていて、そもそもパノラマガイドのような眺望があるのだろうか。
ここでも集合写真を撮った後、宿の弁当で昼食。海苔と紫蘇のおむすびにおかず、デザートまで付いた御馳走だった。
山頂で30分ほど過ごして下山開始。また小屋で止まり、自分は登山バッジ(700円)を買った。
水場で、今度は汲めるところまで下りてみると、ベンチからは2分ほどだった。急坂を下から見るとお助け紐が付いている。
小雨がぱらつき始める中、14:20に登山口に戻った。
16時過ぎ、テント販売の片付けに入っている道の駅たじまに立ち寄り、自分は売れ残っていたプラムとソルダムを購入。女性車とはここで解散し、男性陣は上河内SAで食事して帰宅した。
■今回のルート(会津駒ヶ岳)
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