2019/12/1(日) 堀山の家ボッカ ― 2019年12月01日 00:00
昨日は無名山塾の恒例ボッカ訓練だったが、今年は腰の痛みがあるのでパス。
丹沢・大倉のどんぐり山荘での同夜の忘年会から参加し、今日は大倉尾根半ばの堀山の家までライトなボッカ。ビールショート缶1ケースと米野菜(計20kg前後か)を担いで1時間50分だった。堀山の家では牛丼をご馳走になった。

2019/12/4(水) 「KIN/キン」 ― 2019年12月04日 00:00
シフト出勤前に「KIN/キン」を鑑賞@新宿バルト9。
SFらしいというだけで予備知識なしだったが、アイデアと演出で引っ張っていく姿勢に満足感高い。
廃ビルでこの世界のものではない強力な武器を拾った少年、どうしようもない兄貴(血は繋がってない)はギャングに狙われ、さらに武器の行方を追う謎のヘルメット二人組・・・とジュブナイルのフォーマットだが、人が死ぬ死ぬ。
ラストは家族の絆を確かめながらも少年の意外な出自が明かされるという、やはりジュブナイル的な回収だが、ヘルメット二人組の行動に人間への配慮が感じられない辺り、容赦ない人死にと併せて結構ハードな世界観が構想されているのかも。
構成で気になったのは、ヘルメット二人組が種明かし役に終わっていてストーリーに絡んでいない点かな。
2019/12/22(日) 富士山雪上訓練 ― 2019年12月22日 00:00
無名山塾の恒例メニュー。新しい雪山用登山靴デビュー。
Y田・M氏を講師としてアイゼンあり/なしでの歩行、滑落停止など。
例年通り、前夜に富士山駅に集合してタクシーで吉田口登山道の馬返しに移動、テントを張る。翌12/22は曇り、氷点下1~2℃。
Y田・M氏を講師としてアイゼンあり/なしでの歩行、滑落停止など。
例年通り、前夜に富士山駅に集合してタクシーで吉田口登山道の馬返しに移動、テントを張る。翌12/22は曇り、氷点下1~2℃。
今年は雪が少なく、六合目より上まで登って薄いブルドーザー道の上でアイゼンあり/なしでの歩行練習。従来はアイゼン装着での歩きがメインだったが、今回はアイゼン無しに時間を取り、アイゼンを装着した動作も基本はアイゼン無しと同様という位置付け。
その後、少し下りて、登山道脇の比較的雪の着いた斜面で滑落停止の練習。しかし、実際に滑るだけの雪がないので形のみ。ここも例年から進歩して、初期制動(雪上の登り・下りでスリップした時、即座にピッケルのピックを雪面に刺す)と滑落停止(初期制動で停止しない場合、肩や腰の位置で雪面に刺したピックに体重を乗せる)の2段階の説明となった。あと、耐風姿勢についても、従来の両足とピッケルで作った三角形の中心に重心を置く形から、左(利き手の逆)足を一歩踏み出し、右肩でピッケルを押さえる形にアップデート。馬返しに戻って装備を片付けたところで雪が降り出した。
訓練終了後は有志で大月のうづきで反省会。突き出しの枝豆にワサビが利いていて美味しいのを手始めに、餃子やその他の料理も美味。
2019/12/23(月) 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」 ― 2019年12月23日 00:00
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」鑑賞@丸の内TOEI。
2016年版もすずさんを生きた人間として描き出す完成した映画だったが、リンとの関係を始め原作から割愛されたエピソードや映画独自の補足が追加されて、すずさん以外の人物も一層の厚みを持って立ち上がってくる。
それに、登場シーンは短いにもかかわらずテルの存在感。2016年版から存在する一部のシーンについては、その前後への追加によって別の視点が提示されることになった。
実は自分はこの映画の応援チームに名を連ねている。パンフ末尾の一覧を虫眼鏡で確認し、応援できたことを誇らしく思う。
ところで、エンドロールに原画として出ている「友永和秀」って「カリオストロ」のあの友永さん? 「名探偵ホームズ」あたりで片渕監督との繋がりはあっただろうから、手伝っていてもおかしくはないな。
■2019/12/25追記
友永氏の件ををtwitterでつぶやいたところクックロビン@WhoCockRobin氏がコメントでご教示をくださった。片渕監督は学生時代アニドウで編集などの手伝いをしており、OHプロの友永氏と知り合いだったとのこと。
もしかすると、アニドウ上映会で自分がカートゥーンに笑い転げたりしていた同じ会場に若き日の片渕監督がいたのかもしれない。
2019/12/24(火) 『日本SF誕生-空想と科学の作家たち』 ― 2019年12月24日 00:00
豊田有恒『日本SF誕生-空想と科学の作家たち』を読む。当事者ならではの第一世代SF作家たちのエピソードが面白い。
著者は嫌韓本など出した時点で耄碌してしまったと思って見送っていたのだが、先日の小松左京展関連で結局購入したもの。小松展会場には第2版があったのだが、池袋ジュンク堂では初版のまま再入荷はしなかったようだ。
耄碌というほどではないが、推敲・校正は甘いな。第2版で修正されているのかもしれないが、明白な誤りが散見される(最後の写真の「新井素子」とか)。
最近のコメント