2010/6/17(木) はやぶさ2予算増額の嘆願署名2010年06月17日 00:00

松浦晋也氏のtwitterで知って、自分も署名してきた。

「はやぶさ」も順調に行って帰ってきていればこれほどの人気にはならなかったろうという点はちょっと「何だかなぁ」と思うが、<「はやぶさ2」予算、首相ら前向き…仕分けと逆>(読売新聞 2010.6.16)なんてこともあるから、日本人の情緒的な反応もプロジェクトの後押しになるならヨシ。

それにしても、予算を減らした上に事業仕分でさらに削ったものをあっさり翻すというのも、その時々の国民のご機嫌取りで腰が定まらない話。政権が替わっても相変わらず日本の宇宙開発、ひいては科学技術の行方に確固としたビジョンがないようでは、予算だけ使ってまとまった成果は手にできずに終わってしまうだろう。

とりあえず、今の勢いではやぶさ2を実現させよう。
かぐやあかつきイカロスはやぶさ2・・・と繋いで、無人探査を日本のお家芸として定着させるのだ。そのためには手頃な打上げロケット(M-Vの技術を継ぐ固体ロケットが好い)も必要。サンプルリターンもやって再突入技術を確実なものにする。探査機の技術はそのまま気象衛星や測地衛星、国産GPSに活用できるだろう。固体、液体を並列することで両者のいいとこ取りをしたロケットも出来るかもしれない。ロケットと衛星の開発・運用体制を一揃い、需要を途切れさせずに世代継承可能な形で保有すれば、その先に独自の有人宇宙計画も見えてくる。

まずは「はやぶさ2」実現を。
「はやぶさ」帰還に声援を送った方、よければ署名を。

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