2010/5/22(土) 「死の銀嶺」 ― 2010年05月22日 00:00
在庫処分で安売りしていたDVD「死の銀嶺」(⇒ IVC/死の銀嶺)を観る。
惹句に曰く「山岳映画を開拓したドイツの巨匠、アーノルド・ファンク監督のベスト作。この映画の大ヒットは昭和5年の日本に雪山、スキー・ブームを巻き起こした。そそり立つ氷の岩肌、雪崩と極寒の雪山の絶景、その圧倒的な迫力は山岳映画の醍醐味である」。
・・・と言ったってねぇ、1929年、80年も前のサイレント映画(DVDは98年の復刻版で全編に音楽が入っている)だし、980円なら古典として観ておいてもいいかな、というつもりで買ったもの。
いや、これが意外に面白い。実際の高所で撮影したフィルムと安全な地点でのロケ、セット撮りとを組み合わせているのだろうが、繋ぎが巧みで緊迫感がある。オーケストラ演奏もマッチして心理描写を盛り上げている。
後に「民族の祭典」などナチのプロパガンダ映画を撮るレニ・リーフェンシュタールが主演。美人だ。
ドイツ山岳映画の最新版「アイガー北壁」(⇒ キネマ旬報WEB)も観に行かないと。
山の映画を観た後、山の身体を取り戻すべく久々のジョギングに出たら・・・
か、身体が重い、呼吸が乱れる。
いつものコース8kmを走りきったものの、こりゃいかんわ。夏山縦走までに取り戻さないとバテてしまいそうだ。
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