2009/7/4(土) 奥武蔵・伊豆ヶ岳~子ノ権現 ― 2009年07月04日 00:00
無名山塾のユースメニュー。若い層(と言っても40歳未満という線引きだが)を低廉な参加料金(保険込み1500円)で山登りの世界に引っ張り込もうという狙いの講習。
今回はS木・Y氏(女性)が初講師を務めるので応援(精神的に(^^;)がてら参加。本来の講習生は女性2人で、他に山塾Y永・H氏、U野・E氏、M谷・Y氏(女性)が参加。
前日までの予報では絶対に降られると思ったのだが、実際は薄日も差す曇り。蒸し暑くて雨の代わりに汗で濡れた。
正丸駅に9時集合、9時半出発。地図の見方をレクチャーしながら歩き休憩も多めに取るのでゆっくり進行、伊豆ヶ岳に11:40。案内板によると山名はアイヌ語で突峰状の山容を示すものだとか。
ナローノ高畑山には12:40。Web検索してみると、ナローノは「楢生」から来ているらしい。
天目指(あまめざす)峠を経て子ノ権現に15時。足腰守護のお寺だが、裏手から入っていくとちょっと離れた地面に真っ白な大仏サイズの手(左右ふたつ)が放置してある。何なんだ?
お守りを買う人は買って下山。
登山道から出るところに「飯能アルプス」と書かれた木札があるのが微笑ましい。西吾野駅に16:10。ここで締めて講習終了。
ハイキングコースではあるが記憶よりもちゃんとした山道で、地面が湿って滑りやすい箇所もあった。山歩きを始めた頃、このルートで上り坂を見上げてヒーという思いをした覚えがあるのだが、どこだか分からなかったなぁ。
講習生2人は帰り、山塾メンバはコース途中トレランで追い抜いていったM本講師を交えて飯能で一杯。
■今回のルート(山行時のGPS軌跡を2024年10月時点の地形図に表示)
2009/7/12(日) 夏山サバイバル講習 ― 2009年07月12日 00:00
無名山塾の講習に研修参加。
主に岩登りをしていてアクシデントがあった場合に何としても生きて帰る、そういう意識付けの意味でのサバイバル。
自分の志向は岩登りにはないが、アクシデントにパニックに陥らずに対処する引き出しを増やすため、毎年受けておくべき定番講習。
・・・と言いながら、去年はたしか休日出勤のため受講できず、ロープに触るのさえ凍傷をやって以来だから半年ぶりなんだよねぇ。
いやぁ、2年も間が空くとすっかり忘れてしまってました。せめて年に一度は受けないといけないな。
内容は、懸垂下降中の仮固定(ロープを固定して手を自由にする)、ビレイ中にトップが落ちた場合の自己脱出(ロープに掛かった荷重を逃がして自分を自由にする)、チロリアンブリッジ(これは今回初めて。沢に渡したロープに手足をかけて渡る)など。
普段使わない筋肉を使って、明日は腕が筋肉痛になりそう。
2009/7/12(日) 「ファイアボール」 ― 2009年07月12日 23:00
へぇ、今人気なのか。
マンガの中でのことであって現実とは限らないが、これとは別に、山本弘もSFマガジン5月号で「はまった」と書いてたっけ。
もちろん、自分もウケた。
ちょっと前の作品だけど、ネットで見られるのは強い。
2009/7/25(土) 四阿山 ― 2009年07月25日 00:00
個人山行で群馬・長野県境の四阿山(あずまやさん)へ。
円錐形の成層火山で、東屋(あずまや)の屋根のように尾根がのびていることに由来する山名という。あるいは吾妻(あがつま)山とも呼び、これは日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が亡き妻をうれえて「吾嬬(あづま)はや」と嘆じたからとも。
会社の元同僚で、自分が山歩きを始めた頃、甲斐駒仙丈などに連れて行ってくれたY田・M氏のリハビリ山行。怪我をして何年も遠ざかっていた後の復帰第一戦なのだが、並の中高年にはついて来られないほどのスピードで歩いて、まったく問題のないラクチン山行だった。
朝、自宅でピックアップしてもらい、菅平牧場の駐車場(標高1590m)へ。曇り、上の方はガスがかかっている様子。
7:20に歩き始め、牛の放されている牧場横から樹林帯を上がっていく。真っ直ぐな登りとはいえ傾斜はそれほどきつくない。しかし標高の稼ぎ具合が異様に早く、30分で300m上がってしまった。途中、注連縄のかけられた「禰固(ねこ)岳八合目 北信畜産組合」の碑あり。この辺りから傾斜がやや増してやがて岩礫帯となるが、トータル1時間少しで難なく根古岳(2207m)に登頂。やはりガスで眺望なく、風が強くて止まっていると寒い。山頂の祠には大黒様と手彫りの素朴な像が祀られていた。傍らには八合目と同じ禰固岳の碑。
根古岳から四阿山に向かう部分は尾根道の横が切れ落ちていたり岩や木の根に手を添えて体を支えたりと、ここまでの登りとは山の相が変わるが、そこを過ぎればなだらかな鞍部に出る。四阿山への登りはまた樹林帯に入り、ちょっとした急登。笹も張り出していて露でズボンが濡れる。
樹林とともに急登が終わって牧場への分岐まで来たところで、ポケットに入れていたエアリア(昭文社の地図)を落としたことに気づいた。少し戻ってみるが見つからず、ゴミになったとしたら申し訳ない。誰か拾って使ってくれればいいのだが。
火山礫斜面の崩落防止のためであろう階段を上がって少し行くと祠があり、その裏に誰かが勝手に設置したらしい「百名山完登」の杭。えぇ、ここが山頂なの?と思ったがそんなはずはなく、その先が本当のテッペンだった。9:35 四阿山(2354m)登頂。ここにはまた別の祠と山頂標識が2本、そのひとつには「吾妻(四阿)山頂 Top of The Mt.Azuma」とあった。百名山は幾つ目か、意識していないので数えてみないと分からない。相変わらずガスで何も見えず。
下山は先ほどの分岐まで戻り、中四阿(2106m)、小四阿(1917m)を経由して牧場へ戻るルート。出だしの岩の転がった道は少し歩きづらいがY田氏も特に問題なく下る。中、小四阿には特に標識がなく、地図をなくしたので気づかずに通過してしまった。11時半過ぎに駐車場に戻って終了。
羊を飼っている草原でソフトクリームを食べる。四阿山は百名山にしては自己主張の控えめな山だった。日も差してきて平和な気分。
■今回のルート
2009/7/27(月) 人間ドック ― 2009年07月27日 14:30
年に一度の一日人間ドック@東中野健保センター。
別段問題はないが標準から外れた項目は、
・赤血球数と血色素量が標準より少ない。
一昨年、昨年とどちらか一方が外れていたが、今年は両方。
別段貧血の気味もないし、経過観察。
・心電図で洞性徐脈。ここ3年、ずっと。
横着な身体で、いつも省エネ運転してるのさ。
・脾臓に副脾。生まれつきの奇形で無害。
・胆嚢にポリープ。数年前の発見から変化なし。
体重は入院以来2kgくらい増えたと思っていたが、前回からは1.3kg増にとどまった。
総合判定で医師曰く「お酒は毎日?(週に一日は空けているが、問診票の選択肢が「毎日」「時々」なので「毎日」にした)。でも肝機能はいいし、お酒を控える理由はないですね」。よし。
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